夜空に輝く月の国― 月の女神が可愛がっていた“リトルベア”が反乱を起こし、月の国は暴虐な王“ムーンベアキング(リトルベア)”によって支配されしまう事に。ムーンベアキングは子供の魂を奪い、木の人形に封じ込めていました。主人公の“クウタロウ”も魂を奪われた一人― パペットになったクウタロウは、月の魔女の助けにより「魔法のハサミ・カリバス」を手に入れます。クウタロウはカリバスを手に、地球へ帰るため暴虐な王ムーンベアキングに立ち向かう冒険の旅に出発します。
魔法のハサミ・カリバスを使い、敵と戦いながら舞台上にあるオブジェクトを利用し、ステージを縦横無尽に移動する事が出来ます。□ボタンを連打してハサミで切るだけでは単純な作業に見えてしまいますが、チョキチョキっとハサミで切り刻んでいくのがとても気持ちいい!例えばカット出切るオブジェクトを連続して切ると、切りながら上に登って行く事が出来たり、横に移動出来たりと、なかなかアクロバティックな移動でステージを走り回る事が出来ます。
ステージにはいろいろな仕掛けが用意されています。例えば“キリトリ線”上だとハサミで切りながら高速移動が出来たり、見ているだけでもコミカルな動きで楽しめます。劇場がコンセプトになっているので、常時キャラクターやナレーターが各ステージ(舞台の上)で話し続けているという演出もプレイヤーを飽きさせない作りの一つになっている要素でしょう。
パペットにされたクウタロウは、“ヘッド(頭)”がなくなってしまうと倒れてしまいます。敵にダメージを受けるとヘッドを落としてしまうのですが、すぐに拾いなおせば問題はありません。ヘッドはステージ中にも存在し調達する事が可能、3つまでストックする事が出来ますまた”ヒーローヘッド”と呼ばれる物が存在し、特殊能力が使えるようになるヘッドも存在します。
パペッティアはオフラインで2人協力プレイにも対応していますが、1人でプレイしている場所にいつでも参加でき、いつでも辞められるシームレスな仕組みになっています。
協力プレイながらも2P側はクウタロウのヘッドを取ったり(!)も出来るので、協力プレイの他にもイタズラプレイが可能となっています。
人形をモチーフにした可愛らしいデザインに、1人プレイだと可愛らしい見た目に反し意外とやり応えのある難易度というゲームデザインは子供にも大人にも楽しめる作品。発売日までぜひ注目しておきたいゲームの1つです。
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