人生にゲームをプラスするメディア

【E3 2013】中古ゲーム問題は「あくまでもゲーマー、顧客の利益が第一」EAレーベル社長談

現在、絶賛開催中の世界最大のゲームショー、E3ですが華々しい新作ソフト発表の裏で多くの関係者の間で話題になっている争点のひとつが中古ゲームソフト問題です。

ゲームビジネス その他
【E3 2013】中古ゲーム問題は「あくまでもゲーマー、顧客の利益が第一」EAレーベル社長談
  • 【E3 2013】中古ゲーム問題は「あくまでもゲーマー、顧客の利益が第一」EAレーベル社長談
  • EAレーベル社長、Frank Gibeau氏
現在、絶賛開催中の世界最大のゲームショー、E3ですが華々しい新作ソフト発表の裏で多くの関係者の間で話題になっている争点のひとつが中古ゲームソフト問題です。

この問題に対するマイクロソフト、ソニーの表明に続いて、ゲーム制作サイドからはエレクトロニック・アーツの重役(EAレーベル社長)、Frank Gibeau氏が中古ソフト問題についての見解を先頃、E3を取材中のアナリストに語っています。

中古ソフト問題に対する同社のスタンスは現在検討中であるとしながらも「ゲーマー(の利益が)第一であり、顧客第一である」という基本姿勢を主張し、中古ゲームをプレイすることもゲーマーにとっては「とてもポジティブなゲーム体験」であると述べていることから、どうやら規制はかけない方針であると推察できそうです。

以前から中古ゲームソフトは業界内で幾度となく問題視されてきましたが、次世代機のXbox One、PS4が基本的にはネット接続状態でのプレイを前提に設計されていることが次第に明らかになり、オンライン上で中古ゲームが識別できるようになってしまうことから、現在この問題が再燃しています。

マイクロソフトは先日、中古ソフトの扱いについては個々のパブリッシャーに任せるという基本姿勢を打ち出しながらも、同社が販売するXbox One用ソフトについては中古販売や譲渡について何らの課金も課さないとしています。しかしながら、譲渡の際にはXbox Liveの上で「30日以上の友好関係」にあった人物に、1本のゲームについて「一度だけ」という条件を設けています。

一方でソニーは、ディスク版の中古ソフトをオフライン状態でプレイする限りは、これまで通り何らの制限も設けないとしています。

次世代機の登場と共にリニューアルされた形になった中古ゲームソフト問題ですが、実際に次世代機が登場してからはいったいどんな動きを見せるのか、業界関係者には長期的な観測が求められていそうです。
《小寺信夫》

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. スマホゲームのPS Vita移植で炎上しないためには? ソニーの開発者がUnite 2015で講演

    スマホゲームのPS Vita移植で炎上しないためには? ソニーの開発者がUnite 2015で講演

  2. アトラスがオリックスのヘルメットに広告出稿

    アトラスがオリックスのヘルメットに広告出稿

  3. セガゲームス誕生 ― グループ組織再編により、コンシューマ事業とセガネットワークスが一つに

    セガゲームス誕生 ― グループ組織再編により、コンシューマ事業とセガネットワークスが一つに

  4. ドット絵を自分の手で再現できるキット−「Magnetic Pixels」

  5. 物理ベースでの絵作りを通して見えてきたもの/アグニのデザイナーが語るリアルタイムワークフロー・・・スクウェア・エニックス・オープンカンファレンス2012

  6. 【特集】『東方Project』商業・海外展開の裏側、その背景には時代の変化が

  7. 【レポート】アーケード型VRホラーゲーム『脱出病棟Ω』を4人でプレイ!怖すぎて店内に悲鳴が響き渡る

アクセスランキングをもっと見る