人生にゲームをプラスするメディア

【Nらの伝説・51】初代『パネルでポン』見参!アクティブ連鎖と任天堂らしからぬ妖精さんの世界を楽しもう

ファンシーな少女キャラクターが登場するアクションパズルゲーム『パネルでポン』。

任天堂 Wii U
おかえりリップ!妖精さんたち!もっと活躍できますように
  • おかえりリップ!妖精さんたち!もっと活躍できますように
  • ある条件を満たすと、リップが含み笑いをする衝撃的な場面も!?
  • 起動すると、「ニンテンドウ!」というボイスが!
  • タイトル画面。ピンク!お花!ファンシー全開でしょ
  • 氷や草など、それぞれつかさどるものがある妖精さんたち
  • みんなリップの友達ですが、まずは彼女たちと対戦します
  • オープニングデモをずっと見ていると、キャラクター紹介も
  • 小さなドット絵、顔アイコン、全身絵が楽しめます
ファンシーな少女キャラクターが登場するアクションパズルゲーム『パネルでポン』。
ついにWii Uバーチャルコンソールにお目見えです!

主人公である花の妖精・リップを始めとした妖精のキャラクターたちは、「妖精さん」と呼ばれて親しまれたりもしています。ところがスーパーファミコンで発売された後には、ゲームシステムはそのままにキャラクターがヨッシーになったり、ポケモンになったり、消えたりもしました。なんてこった。

ゲームキューブでは『パズルコレクション』として任天堂の代表パズルゲームの1本となり、妖精さんが一新されたりもしましたが・・・やっぱり第一作目は特別。懐かしい妖精さんたちとWii Uで会えるなんて!

そんな任天堂らしからぬ、一見女児向けのようなデザインのキャラクターたちと世界観。ここに残念な先入観をもったり、あなどったりしてはいけません!テクニカルな技が光る、中毒性の高い、アクションパズルの傑作なのです。

■最大の魅力「アクティブ連鎖」
落ちものパズルゲームの代表、『テトリス』や『ドクターマリオ』、『ぷよぷよ』を思い浮かべてみてください。地道に積み重ね、大量消し(連鎖)を狙いますよね。消している間は、その成果をながめつつ、次の手を考えるかと思います。

ところが、この『パネポン』。隣り合ったパネルを入れ替え、そろえ、消していくゲームで、連鎖を組む要素もあるのですが、連鎖の最中にもパネルを入れ替えて、さらに連鎖をのばしていくことができるんです!それが最大の特徴であり、「アクティブ連鎖」と名付けられています。

そんなわけで、常に大忙し!次の消せる場所を探し、パネルを入れ替え移動させる!それが対人戦モードであれば、さらにえらいこっちゃです。相手の攻撃を連鎖で返し、それがさらに連鎖攻撃となって反撃され、さらにやり返す。うまい人同士の戦いではなんと、処理落ちが起こってきます。

処理落ちによってゲームの表示が遅れまずが、それはすなわち思考時間が長く取れるということ。通常20秒~2分程度で1戦は終わるのですが、何分も続くことも。鼓動は速くなり、息は切れ、手に汗握る、白熱したバトル!

・・・ま、画面上ではファンシーな妖精さんたちが「いくぞ!」「どうだ!」といったボイスを掛け合って動く、きゃぴきゃぴした感じなんですけどね。他にはない、アクティブ連鎖のスリル。この味に快感をおぼえてしまったら、ハマること間違いなし。試して損なし。N子のイチオシパズルゲーであります。ヤミツキになった暁には、妖精さんたちにもトリコです。

ちなみに開発は『ファイアーエムブレム』シリーズでおなじみのインテリジェントシステムズなんですよ。

■Wii Uでの操作性
お手軽な、Wii U GamePadで遊んでみました。うーん。正直、ちょっとやりづらい・・・。人によると思いますが、十字ボタンが固く、テキパキとパネルを動かせませんでした。とはいえ、大連鎖を狙うのはつらかったのですが、HARDをノーコンティニュークリアするくらいなら問題ありませんでした。あとは、ほかのコントローラを使ったり、慣れるうちになんとかなる感じでしょうか。

大連鎖を狙うためにはパネルをせり上げることも大事なのですが、これは「L・R」ボタンで行います。N子はRボタンを使っているのですが、おしにくかったので、「ZR」をその役割に変更しました。キーコンフィグができるのが、こういうときに助かりますね!

丸ごとバックアップがあるので、休憩やスコア保持、ノーコンティニュークリアを目指す・・・といったことは、やりやすくなっていると思います。

さて、今回はちょっとした裏技をいくつか紹介したいと思います(ただしスーパーファミコン版のものであり、VC版でもすべてできるかは未確認)。ぜひ試してみてください。

■VS.でリップ以外が使える
1人用のVS.でステージ勝利後のデモ(虹の上を走っていく)で、画面が暗くなる前にXボタンとYボタンのみをおし続けていると、今まで仲間にした妖精を使うことができます。対戦画面の雰囲気がいつもと変わりますよ。

また、コンティニュー画面でYESを選んで画面が暗くなる前でも、同じようにXボタンとYボタンのみをおし続ければOK。コンティニュー回数はリップのみのカウントなので、ほかの妖精さんを犠牲にする方法もあり!?

■背景の絵を堪能
ポーズ中にXボタンを押すと「PAUSE」の文字が消せます。美しい妖精さんの世界をじっくりながめましょう!?

■速度制限のリミッター解除
電源を入れて最初にでてくる「ニンテンドー」としゃべる画面で、コントローラ1のボタンをB、A、L、Lと入力すると、スピードレベルの最高速度制限がアップ。エンドレスモードでスピードレベル99を目指せば、さらにその上を体験できる!?

このゲーム、なんといっても「VS」モードが熱いのですが、指定のラインまで消すステージクリア型のモードや、エンドレス、スコアアタック、詰めパズルと多彩です。『パネポン』の体験はもちろん、「Miiverse」のコミュニティにも参加したりして、ぜひぜひ妖精さんたちと戯れてくださいね。

(C)1995 Nintendo/INTELLIGENT SYSTEMS

■Nらの伝説 by N子

Nなハードを(中心に)、絵も交えながらより深く遊ぶ、伝える。さすらいの勇者も求むかも!?な連載。
《N子》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

任天堂 アクセスランキング

  1. 『あつまれ どうぶつの森』風呂やプールに入る裏技が発見される!?いろいろな家具の中に入ってみた

    『あつまれ どうぶつの森』風呂やプールに入る裏技が発見される!?いろいろな家具の中に入ってみた

  2. 『あつまれ どうぶつの森』ホラーで有名な「アイカ村」が再び夢で登場……! 恐怖の島を体験せよ

    『あつまれ どうぶつの森』ホラーで有名な「アイカ村」が再び夢で登場……! 恐怖の島を体験せよ

  3. 衝撃の事実!『ポケモン』モンスターボールの誕生に隠された“ある教授の研究”とは…

    衝撃の事実!『ポケモン』モンスターボールの誕生に隠された“ある教授の研究”とは…

  4. 『あつまれ どうぶつの森』移住費用5000マイル支払いに役立つ!序盤でもパパっと終わるたぬきマイレージ8選

  5. 【特集】『星のカービィ』インパクト大なザコキャラ10選!名前もちゃんと覚えてる?

  6. 『ウマ娘』キャラの“バスト”に隠された最新技術とは? マーベラスサンデーの魅惑ボディも実は…

  7. 『あつ森』アプデでこっそりと「カメラ機能」がパワーアップ!爆笑必至の「魚眼レンズ」などを追加

  8. 【特集】『ロックマン エグゼ』15周年特別スタッフ座談会!プリズムコンボ発覚から完結の理由まで

  9. 『ポケモン ソード・シールド』ポケモン図鑑完成を目指すときのコツ!400種類コンプを目指そう

  10. 「シルビアがおそってきたー!」名作マンガが残した『スパルタンX』シルビアの鮮烈なイメージ

アクセスランキングをもっと見る