人生にゲームをプラスするメディア

PS4インタビュー第5回目は『Killzone Shadow Fall』の開発者 ─ 「システム上の制約がほぼない」

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、PS4インタビュー映像シリーズ「Conversations with Creators」の第5回目を、公式コミュニティサイト「プレコミュ」にて公開しました。

ソニー PS4
マイケル・ヴァンダルー氏
  • マイケル・ヴァンダルー氏
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、PS4インタビュー映像シリーズ「Conversations with Creators」の第5回目を、公式コミュニティサイト「プレコミュ」にて公開しました。

インタビュー第5回目は、PS4に『Killzone』シリーズの最新作『Killzone Shadow Fall』を発売予定のゲリラゲームスから、エグゼクティブプロデューサーのアンジー・スメッツ氏、ゲームディレクターのスティーブン・ターハイド氏、テクニカルディレクターのマイケル・ヴァンダルー氏の三人が、PS4での開発環境の手応えや実感などを語ります。

『Killzone Shadow Fall』は、既に公開されているプレイ映像が既に高く評価されており、緻密に描き込まれた都市の様子にはファンから賞賛が集まっています。この美しいグラフィックがどのような環境で開発されたのか、その秘密の一端がこの動画で明かされます。



アンジー・スメッツ氏は、PS4の性能の高さがリアルな表現を可能にしたと語り、同時に展開される映像はその発言を裏付けるように、近未来風都市の上空を飛ぶ美しいグラフィックが圧倒的な存在感を持って現れます。

またスティーブン・ターハイド氏は、これまでにあった高度なライティングや精密なパーティクル効果などといった素晴らしい技術を、すべて組み合わせて表現できる点を、PS4開発の利点として上げました。

インタビューと同時に、広場らしき場所を大勢の人が行き交うゲーム映像が流れます。ひとりひとりがきめ細やかに描かれ、動きも実にナチュラルかつなめらかです。そして、突如ビルから爆炎が上がりますが、この表現も圧巻で実に見応えがあるものになっています。これが組み合わせで生まれた表現の結果ならば、PS4の大きな利点となるでしょう。

そしてマイケル・ヴァンダルー氏は、「システム上の制約がほぼないので、いつもの開発環境を最大限かつ効果的に利用し、よりスムーズに動き、より面白いゲームを開発することに集中できるのです」と力強くコメントしました。開発者が純粋にゲーム開発だけに集中できるという環境は、ユーザーにとっても嬉しい状況です。

PS4に対して三者三様の切り口で、しかし全員が等しくPS4の開発環境に満足していることが如実に伝わるインタビューとなりました。

「PS4で我々クリエイターは、ゲームとは到底思えないようなリアルなゲーム体験の創造に挑戦しますよ」と最後に語られた『Killzone Shadow Fall』の挑戦がどのような創造を生み出すのか、発売される日が待ち遠しいばかりです。



公式サイトには『Killzone Shadow Fall』のトレイラーもありますので、興味がある方は併せてご覧ください。
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ソニー アクセスランキング

  1. テトリスがちょっぴり苦手な『ぷよテト2』プレイヤー向け、テトリス基礎知識!覚えるだけで序盤の動きがグッとレベルアップするぞ

    テトリスがちょっぴり苦手な『ぷよテト2』プレイヤー向け、テトリス基礎知識!覚えるだけで序盤の動きがグッとレベルアップするぞ

  2. なんで『パワプロ』上級者は「ロックオン」無しでも変化球が打てるの?ハイレベルすぎるプロ選手の対戦動画から、その秘密をじっくり解説

    なんで『パワプロ』上級者は「ロックオン」無しでも変化球が打てるの?ハイレベルすぎるプロ選手の対戦動画から、その秘密をじっくり解説

  3. セガの名作レースゲームがHD移植『DAYTONA USA』配信日決定

    セガの名作レースゲームがHD移植『DAYTONA USA』配信日決定

  4. PS4でSteamを起動?ゲームも動作させる映像出現

  5. 『セガサターン』と『初代プレステ』がオシャレな腕時計に!? 古の「セガ」マニアから歓喜の声

  6. 20周年を迎えた『アークザラッドIII』を思い出す─このゲームは悪くはない、ただ終わった作品を強引に続ける力がなかったのだ

  7. 『テイルズ オブ アライズ』絢香さんが名曲「Hello, Again~昔からある場所~」 をカバー!新CMを先行公開

  8. 「ガストブランドの集大成とも言える作品」―『BLUE REFLECTION TIE/帝』細井総合P&土屋開発Pが語る制作秘話

  9. 『ファンタシースター ノヴァ』武器の強化や拠点のカスタマイズなど、多彩なゲームシステムを一挙公開

  10. 『FF7 リメイク』体験版での不評をV字回復させたバレットは、なぜこうも格好良いのか─“不器用”と“正直”の境界線でもがく男35歳の生き様を振り返る

アクセスランキングをもっと見る