人生にゲームをプラスするメディア

EA、有力タイトルを輩出してきた「EA Partners」レーベルを廃止か

GameInformerが報じたところによれば、エレクトロニック・アーツは独立系デベロッパーのタイトルを共同パブリッシングする「EA Partners」レーベルを廃止する模様。複数の匿名ソースが明らかにしたとのこと。

ゲームビジネス その他
GameInformerが報じたところによれば、エレクトロニック・アーツは独立系デベロッパーのタイトルを共同パブリッシングする「EA Partners」レーベルを廃止する模様。複数の匿名ソースが明らかにしたとのこと。

「EA Partners」はEAとデベロッパーの間で、タイトルベースでの契約を締結し、共同でパブリッシングを行うという仕組みで、デベロッパーにとってはEAの強力なプロモーション力や販売力を活用でき、EAとしては大作の開発コストが嵩む中、有力なデベロッパーとの関係を強化することで質の高いラインナップを広く取り揃える事が出来ます。

これまで、『Rock Band』シリーズ(Harmonix Music Systems)、『Crysis』シリーズ(Crytek)、『Left 4 Dead』シリーズ(Valve)、などのタイトルを輩出していて、国産タイトルでも『Shadows of the Damned』(グラスホッパー・マニファクチュア)が「EA Partners」によってリリースされました。また、元Infinity Wardメンバーが設立した Respawn Entertainmentによる新作もこのレーベルを通じて発売される計画ですが、影響がありそうだとGame Informerは伝えています。

EAではCEOの交代、広範なレイオフなど戦略の見直しに動いていて、「EA Partners」レーベルの廃止もその一環ではないかと考えられます。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

    「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

  2. 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』製品版からカットされた複数のステージと行方不明のプロトタイプにまつわる感慨深い回顧録

    『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』製品版からカットされた複数のステージと行方不明のプロトタイプにまつわる感慨深い回顧録

  3. 【GDC 2009】知られざる「テクニカルアーティスト」の重要性

    【GDC 2009】知られざる「テクニカルアーティスト」の重要性

  4. 当時の姿のまま中古ビル内に放棄されていた90年代ゲーセン

  5. 国民・企業・政府が一体になれば一大市場が生まれる―サイバーエージェント山内隆裕氏が登壇したセッションをレポート

  6. グラビアアイドル×VR=けしからん!パノラマ動画「VRガール」公開

  7. 【CEDEC 2011】ゲームクリエイターのキャリアを考える/セガ石倉氏と専修大・藤原氏

  8. 川島隆太教授、『脳トレ』のロイヤリティは受け取らず

  9. ミドルウェア開発からゲーム制作まで~シリコンスタジオにPS3『3Dドットゲームヒーローズ』について聞く

  10. 「2021年最も活躍したと思うゲーム実況者は?」第1位に輝いたのはあの“インターネットヒーロー”!

アクセスランキングをもっと見る