NVIDIAはこれまでGPUメーカーとして、「GeForce」や「Tegra」シリーズなどチップの開発に力を注いできました。しかしここにきて、消費者向け製品にも参入しようとしています。その理由についてブースの担当者は「NVIDIAはこれまでゲームと非常に関わりのある事業を行なってきました。消費者向け製品も手掛けるということで、驚かれることもありますが、これは当然のステップだと思っています。Project SHIELDについてはTegra4を初めて搭載するデバイスという意味もあります」と説明。
「Project SHIELD」はAndroidベースの携帯型ゲーム機で、同社の最新チップセット「Tegra4」を搭載しています。Androidベースであることから、基本的には全てのAndroidゲームが遊べるほか、Tegraに最適化されたゲームを取り揃える「NVIDIA TegraZone」も利用できます。
「Project SHIELD」という製品名について担当者はコードネームなので正式名称がどうなるかは分からないと前置きしながら「盾のような外観からではないか」とコメント。ちなみに、前面のシルバーの部分はカバーケースとなっていて、取り外して交換することが可能(ゲームキューブを思い出しますね)。
「Project SHIELD」では、前述の「GRID」の技術を応用し、同じ空間内にある「」以上のグラフィックボードを搭載したパソコンとWi-Fiで接続し、パソコンで動作しているゲームをH.264映像で転送し「Project SHIELD」上でプレイする機能も搭載。パソコンに「NVIDIA Experience」をインストールしていれば、どのようなゲームも遠隔プレイが可能だとのこと。ブースではこの機能も試すことができましたが、フレームワークの低下もなく、パソコンで表示されているものがそのまま「Project SHIELD」で遊べました。
発売日については正式決定ではありませんが、第2四半期の後半を目処にしているとのこと。価格も未定。「ゲームを愛する人、PCゲームを愛する人に楽しんで貰えるポジション」を目指すということで、次世代機も揃う中、ハイエンド向けのAndroid搭載ゲーム機という、ポジション取りはなかなか難しいような気もしますが、楽しみなゲーム機です。
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
『リズム天国』のプライズが登場―可愛くはない?
-
【CEDEC 2009】デモンズソウルのゲームデザイン
-
【CEDEC 2008】ゲーム開発会社が海外パブリッシャーから開発を受注するには?
-
ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)
-
ゲーム会社の就職に求められるポートフォリオとは?現役クリエイターが学生に指導
-
【GTMF2013】ヤマハによるアミューズメント向け次世代 GPU と開発環境
-
ミドルウェア開発からゲーム制作まで~シリコンスタジオにPS3『3Dドットゲームヒーローズ』について聞く
-
ドラコレスタジオ兼吉氏が語る 「メイド・イン・ジャパン」で世界を目指すコナミのソーシャルコンテンツ












