日本では発売から2年を待たずに1000万台を突破した3DSですが、発売翌月に東日本大震災が発生。業界全体の自粛ムードとソフト不足に悩まされました。
状況を変えるため、発売から僅か半年、新色フレアレッドが出て間もない2011年7月28日に1万円値下げを発表。任天堂のビデオゲーム歴史上で値下げは発売から数年後にはありましたが、発売半年足らずで1万円値下げに踏み切ったのは衝撃的なできごと。2011年8月11日より、現在の1万5000円という新価格で再スタートすることになります。
そして迎えた2011年年末商戦、『スーパーマリオ3Dランド』『マリオカート7』『モンスターハンター3(トライ) G』といった本命ソフトの登場で本体普及は一気に進み、ミリオンヒットタイトルも初めて誕生しました。
年明け以降も『バイオハザード リベレーションズ』『シアトリズム ファイナルファンタジー』『牧場物語 はじまりの大地』など、新作が少ない時期にも関わらず有力な新作ソフトが絶え間なく投入され、2012年2月20日に500万台突破。販売台数はその後も好調に推移していく中、1万円値下げの「逆ざや」はなかなか解消できないまま2012年春を迎えていました。
そこで登場するのがニンテンドー3DS LLです。従来のモデルを「逆ざや」で売っていくのではなく、新たに設計された画面サイズの大きい3DS LLをメインに切り替え、旧3DSは併売という形で徐々に販売規模を縮小していきます。
(※旧3DSはアクアブルーとフレアレッドが生産終了に)
■ニンテンドー3DS カラーバリエーション
アクアブルー(生産終了)
コスモブラック
フレアレッド(生産終了)
ミスティピンク
アイスホワイト
コバルトブルー
■ニンテンドー3DS LL カラーバリエーション
ホワイト
レッド×ブラック
シルバー×ブラック
ピンク×ホワイト
ブルー×ブラック
ブラック
振り返ってみると、スタンダードなカラーバリエーションは6色ですが、最終的に3DSと3DS LLは似たような色で展開していたことが改めてわかります。あわせて限定モデルも沢山発売。「ピカチュウイエロー」「リザードンエディション」といったポケモンセンター限定モデルを始め、任天堂からも年末商戦に向けて『とびだせ どうぶつの森』や『New スーパーマリオブラザーズ2』をプリインストールして本体とセットで発売。今後は『スーパーロボット大戦UX』や『真・女神転生IV』で同様の動きが予定されています。
そんなこんなで、立ち上がりの躓きから見事立ち直り、日本では発売から2年を待たずに1000万台を達成。日本における家庭用ゲーム機のメインプラットフォームになりました。この2年間で発売・配信されたタイトル数は以下の通り。
発売された3DSパッケージソフト数:208本
配信された3DSダウンロードソフト数:178本(パッケージ版のダウンロード版を含む)
配信されたバーチャルコンソール数:133本
(※任天堂ホームページ参照)
最近は『ドラゴンクエストVII』が約12年ぶりに3DSでリメイクされ、発売2週で100万本突破したのは皆さんもご存じの通り。年末に発売された『とびだせ どうぶつの森』はもうすぐ300万本を超えそうな勢いで、シリーズ最高の『おいでよ どうぶつの森』の500万本超えが期待されます。また、2012年は『太鼓の達人』『逃走中』『こびとづかん』など、ソフトメーカーから発売されたソフトもロングヒットとなりました。
今後については、春に『ルイージマンション2』『トモダチコレクション 新生活』『レイトン教授と超文明Aの遺産』『スーパーロボット大戦UX』『Castlevania –Lords of Shadow– 宿命の魔鏡』が発売され、夏に『マリオ&ルイージRPG4』『マリオゴルフ ワールドツアー』『ドンキーコング リターンズ3D』『モンスターハンター4』、秋に『ポケットモンスター X・Y』・・・といった人気作の続編が続々発売を控えています。
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