人生にゲームをプラスするメディア

テイクツー、プロレスゲーム『WWE』シリーズの権利をTHQから受け継ぎ

パブリッシャーTHQ倒産後のアセット/子会社競売で、買い手が明確になっていなかった『WWE』ですが、噂されていた通り、Rockstar Gamesや2K Gamesを傘下に収める大手Take-Two Interactiveが引き継ぐことが明らかになりました。

ゲームビジネス その他
テイクツー、プロレスゲーム『WWE』シリーズの権利をTHQから受け継ぎ
  • テイクツー、プロレスゲーム『WWE』シリーズの権利をTHQから受け継ぎ
パブリッシャーTHQ倒産後のアセット/子会社競売で、買い手が明確になっていなかったプロレスゲームフランチャイズ『WWE』ですが、Bloombergの新たな報道から、噂されていた通り、Rockstar Gamesや2K Gamesを傘下に収める大手Take-Two Interactiveが引き継ぐことが明らかになりました。

これは連邦破産裁判所に提出された申し立てから分かった情報で、パブリッシャーTHQと、プロレス団体WWE、そして長年ゲーム化タイトルの開発を行なってきた日本のユークス3社による契約は解消され、今後はTake-Two Interactiveがゲームのパブリッシングや開発を受け継ぐ契約の合意に至ったとのこと。

また、THQが倒産する以前に、1,500万~2,000万ドルの売掛債権を要求していたユークス(THQが14%の株式を保有)に対しては、引き換えとして450万ドルに相当する1,552,000株と、25万ドルのロイヤリティが支払われる見込み。

同様に、2017年まで続くはずだったTHQとWWEのライセンス契約も撤回される形で、WWEには補正された金額のロイヤリティがTHQから支払われる模様です。

Take-Twoの契約は間もなく最終合意に達するとのことで、近々正式発表が予想されますが、ユークスの開発する新たな『WWE』タイトルが、2K Sportsブランドから登場することになるかもしれません。
《Game*Spark》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【CEDEC2017】『NieR:Automata』の世界を彩る効果音はどのように実装されたのか?デザインコンセプトとその仕組みについて

    【CEDEC2017】『NieR:Automata』の世界を彩る効果音はどのように実装されたのか?デザインコンセプトとその仕組みについて

  2. NOM10月号はマリオ20周年記念、宮本茂ロングインタビュー

    NOM10月号はマリオ20周年記念、宮本茂ロングインタビュー

  3. あのユークスが漫画連載!JKプロレス漫画「ロリクラ☆ほーるど!」作家インタビュー…プロレス愛からパンツのエンタメ性まで

    あのユークスが漫画連載!JKプロレス漫画「ロリクラ☆ほーるど!」作家インタビュー…プロレス愛からパンツのエンタメ性まで

  4. 任天堂がマイクロソフトにレア社を売却した経緯とは・・・3億7500万ドル巨額買収の裏側

  5. YouTubeで違法動画を見てしまったら・・・?分からないことだらけの「違法ダウンロード刑事罰化」まとめ

  6. 「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

アクセスランキングをもっと見る