堀内さんはまず、「今回の雷電はかっこいいですよね!」とひと言。会場に集まったファンからは「かっこいー!」という大歓声が上がりました。続いて「いや、本当に格好いいんですよ、今回の雷電は。僕自身は、わりとダジャレやユーモアで笑わせるのが好きなんですけど、それはいっさい封印しました。そうじゃないと、演じることができなかったんです」と語りました。
さらに「収録期間は長かったですねー。これって終わるのかな、とずっと考えていました。でも楽しかったんですよね。皆さん本気で作っているのがわかるし、僕もこれまでの引き出しだけじゃなく、本気で雷電になりきってやってましたから」と収録時の様子を語ってくれました。
そしてステージも佳境に入り、ダウンロードコンテンツが紹介されました。小島監督から「これは日本だけのオリジナルコンテンツです」として紹介したスクリーンには、「蛇魂」の文字が。会場のファンからは、期待と驚きの溜息が漏れます。そして、『メタルギア』シリーズには欠かすことの出来ないキャラクター「スネーク」の声が流れると、溜息は歓声に変わりました。
「蛇魂」はダウンロードコンテンツとして手に入ウェポンで、伝説の英雄「スネーク」の言葉が宿る不思議な木刀です。振り方によってさまざまな音声が流れ、中には前作までに生まれた名言もあるとのことです。
「蛇魂」の紹介の後、いよいよ「スネーク」役を演じた大塚明夫さんがステージに姿を現しました。大塚さんは今回演じた「蛇魂」のセリフについて「懐かしいセリフが一杯でしたね。特に『1』で演じたセリフを聞くと、演技なんかが甘いなーと感じる点もたくさんありました。なので、もう一度演じることができてうれしかったですね」と語りました。
また、今回主人公ではなく雷電の使う武器として登場することについては「正直、出たかったなーと思う部分はあります。でも、小島監督ほかスタッフと協力して創り上げた『メタルギア』の世界が、こうやって広がっていくことについてはうれしさもある。複雑な気分ですね」と本音を見せる場面もありました。
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