アミダくじ。お祭りや学校の委員・係り決めなど、誰でも一度は引いたことがあるのではないでしょうか。そんな、日本の伝統文化ともいえるアミダくじをバトルの要素に取り入れたゲームが登場しました。
第5回のロコレポは、DSiウェアで新作をリリースし続けているCollavierが11月14日に配信開始したDSiウェア『阿・弥・陀(A・MI・DA)』のプレイレポートをお届けします。
■パズルだと思って甘く見てた?見た目からは想像もつかない連打ゲー
『阿・弥・陀』のアミダバトルでは、アミダくじ(阿弥陀線)を引いて鬼若と敵のルートを繋げた状態にすると、敵の攻撃(気)もどんどんこちらに向かってきます。そのため、鬼若の体力が0になる前に連打して「気」を飛ばし、速攻で敵を倒す必要があります。
タッチパネルを連打する作業には昔のファミコンゲームみたいな熱さがあり、バトル後には疲れ果てることもしばしば…。個人的には好みです。
■迷ったら線を引け! アミダくじによるバトルは、スピード勝負
アミダバトルではこちらの「気」を当てるだけでなく、敵の「気」を回避することも重要になります。「気」はリアルタイムで「阿弥陀線」の上を飛んでいくので、途中で線を引いてルートを変えることにより上手くこちらの「気」だけを敵に当て、敵の「気」が鬼若に着弾する前のタイミングでルートを変えましょう。
普段の生活でここまでスピーディーにアミダくじのルート解析を迫られた経験はありませんでしたが、やってみると意外に熱いですよ。
■日本の昔話っぽい、純和風テイストな世界観。ディスクシステム世代は懐かしいかも
『阿・弥・陀』の物語は平安時代末期の京都が舞台になっており、主人公の鬼若や比丘尼をはじめとした登場キャラクターや妖怪たちも、純和風テイストな雰囲気です。
個人的にはやはり、任天堂が1987年にファミリーコンピュータディスクシステムで発売した名作アドベンチャーゲーム『ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島』を思い出しました。あのタイプの世界観が好きな方なら、楽しめるのではないでしょうか。
■荒削りだけど、アイディアとセンスの光る作品。ぜひ続編を期待したい
『阿・弥・陀』はバトルシステムが斬新で、プレイ感覚も良好な作品だと思います。難易度的には初見だとちょっと難しい気がしましたが、クリア済みのステージはさらにそこから難易度が上がるというのだから高難易度ゲーム好きの方はたまりませんね。
公式サイトに『あみだくじで運試し』というミニゲームが設置されているのですが、こちらは「阿弥陀線」が墨汁の筆で描いたようなタッチで表現されていてビジュアル的にとても雰囲気があり、世界観にも合っています。
少し残念な点として、できれば『阿・弥・陀』本編の方でもこのタッチでプレイしたかったですね・・・。もし続編をリリースすることがあれば、墨絵タッチの画面にブラッシュアップされたものも見てみたいです。
『阿・弥・陀』は、Collavierから価格500円で好評配信中です。
(c)2012 collavier corporation.allrights reserved.
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