同社CFOのアラン・マルティネス氏は「アイテム課金制というモデルは、将来のゲームに非常に大きな影響を与えるだろう」とインタビューに答えています。次世代機についても「もちろん基本無料のゲームが登場するだろう」と述べました。「しかし、『スリーピングドッグス』※のようなパッケージゲームにも、まだまだチャンスがあることも分かった。次世代機ではより多くのアイテムをベースとしたコンテンツを提供することで、我々のゲームの収益性は向上するはずだ」と語っています。※6ヶ月連続でDLCを配信、ゲーム内で入手可能な強力アイテムや、入手不可能なアイテムとミッションがパック販売される予定
また、同社のワールドワイドオンラインディレクターであるステファニー・ペロッティ氏も「アイテム課金型というのは、非常にフレキシブルなビジネスモデルで、プレイヤーは従来モデルの販売形態よりもお金をかける場合もある」と語っています。そして、その実例を同社が販売する『ザ・セトラーズ』というパッケージゲームのケースで説明しました。
現在発売中の『ザ・セトラーズ7』は5つの言語に翻訳、28カ国で販売しているとのこと。ところが、ブラウザゲームとして展開中の『ザ・セトラーズ オンライン』はパッケージ版が9年かかって生み出した利益を4年足らずで上回っています。もちろんこのブラウザゲームはアイテム課金制で基本プレイは無料です。
しかし、基本プレイ無料のゲームを成功させるために、プロデューサーはマーケティング戦略のみならず、マイクロマネタイゼーションなどの従来の販売モデルとは全く異なる販売形態についても焦点をあてて戦略を組み立てる必要があります。これについてペロッティ氏は、「まるでオンラインストアを経営しているかと思うくらいに、価格戦略からマーケティングまで、あらゆることをコントロールできる」と述べています。
ちなみに同社の今期業績予想は、基本プレイ無料ゲームやカジュアルゲームの収益を5~6000万ユーロ程度と見込んでいます。達成すれば同前期2000万ユーロから大幅な上昇となります。
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