今回体験することができたのは、レオン編同様チャプター1の一部。記憶を失ったクリスが降り立ったのはバイオテロが発生した中国・蘭祥。『Dragon`s Dogma』特典でダウンロードできた体験版より前のシークエンスで、クリス率いるBSAA部隊と共に目的地のビル、スペードエースを目指すミッションです。
トレイラーでも既出の賑やかな大通りは、報道陣や逃げ惑う人々などで混乱の最中。アジアの都会を一般人が入り乱れる光景は、シリーズでも斬新なシチュエーション。しかし一歩路地へ入るとそこは銃器や青龍刀を手に襲い来る新B.O.W.ジュアヴォの巣窟と化しており、大都会の明と暗を感じさせる構成となっています。
細かい路地や屋内を次々と通過する今回のステージでは、L2(LB)で即座に呼び出せるルートガイドが予想以上に活躍。他編にも言えますが、本作ではマップのボリュームや複雑さが増し行動範囲が広がった反面、次のルートが一目で把握できないこともしばしば。進行方向のみを即座に判断できるルートガイドは、探索の自由度を損なわない、程良い指針となってくれます。
先行配信されていたXbox 360版の体験版ではプレイヤーキャラとの近さなどから不便さを感じたカメラアングルですが、今回は距離感こそあまり変化を感じられなかったものの、キャラクターがより左寄りに配置されるようになったお陰で、ほぼストレスなくプレイすることができました。
複数の隊員を率いて進むクリス編は、隊員のサポートもあり一見恐怖とは程遠そうな印象。しかし、敵の猛攻が熾烈になるにつれ、隊員は徐々に減り、苦戦を強いられることとなります。アクション要素満載の銃撃戦の最中、進めば進むほど高まる孤立感が、クリス編の醍醐味と言えそうです。
次回はジェイク編のプレイレポートをお届けするのでお楽しみに!
『バイオハザード6』はPS3/Xbox 360版が日本国内で2012年10月4日に発売予定。PC版の発売日は未定です。また、9月18日から、現在配信中の『Dragon's Dogma』限定特典体験版とは異なる内容を収録した『体験版:通常配信用』の配信が予定されています。
(C)CAPCOM CO., LTD. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.
編集部おすすめの記事
ソニー アクセスランキング
-
【レポート】『夏色ハイスクル★青春白書(略)』パンチラ激写テクを直伝!スライディングからの“尻もちショット”が最強か
-
「配達員にパクられました」―AmazonでPS5を購入完了したはずが…ひとりのゲームファンに起こった悲劇
-
『JUDGE EYES:死神の遺言』海外でも高評価、その面白さの理由を紐解く
-
『ELDEN RING』レベル120で「ゴドリック(1週目)」に挑戦!与ダメージ、被ダメージはどうなる?
-
PS1の名作ゲームといえば? 『FF7』『風のクロノア』抑えた第1位は…【アンケ結果】
-
PS Vita『グリザイアの果実 -SIDE EPISODE-』7月27日発売決定! タッチスクリーン対応など利便性も向上
-
『モンハン:ワールド』みんな大好き“モンスターの尻尾”―プケプケからイビルジョーまで11本
-
懐かしさにもちょっぴり浸れる、初代PSからPS4までの起動画面を集めた映像
-
20周年を迎えた『アークザラッドIII』を思い出す─このゲームは悪くはない、ただ終わった作品を強引に続ける力がなかったのだ
-
『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート