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任天堂が今週のイベントで答えるべき5つの質問(CVG編)

現地時間9月13日にニューヨークで開催される任天堂のプレスイベントですが、CVGが任天堂の答えるべき5つの質問を掲載しています。

任天堂 Wii U
任天堂が今週のイベントで答えるべき5つの質問(CVG編)
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現地時間9月13日にニューヨークで開催される任天堂のプレスイベントですが、CVGが任天堂の答えるべき5つの質問を掲載しています。

質問にはCVGの予想も併記されているため、興味深い内容になっています。今回日本の情報は少ないですが、北米や欧州の予測から、日本ではどのような展開になるのかを皆さんなりに考えてみてはいかがでしょう。

■欧州・北米での発売日について
まずヨーロッパについては11月の発売はなく、12月の発売になると予想しています。今回のイベントでも北米以外の情報は特になく、そのまま11月を過ぎてしまう可能性が高いと指摘しています。しかし、昨日の情報では13日にヨーロッパでもニンテンンドーダイレクトが配信されるということで、ここで欧州での情報も解禁になるかもしれません。ちなみに日本でのWii Uの情報公開はいまのところ発表されていません。

なお北米の発売日は、CVGの独自情報によると、ホリデーシーズンの始まる、「感謝祭(現地11月22日)」までには発売されると予測しています。

■価格について
価格については高くても300ドル(190ポンド)以下になると予想しています。日本円では9月12日のレートで約23,775円です。ニンテンドーオブアメリカのレジナルド・フィサメィ社長はWii Uロンチ時の価格について、ユーザーにとっては「かなり驚き」の価格になるだろうとしています。

Wii Uゲームパッドは6.2インチのタッチスクリーンにカメラ、モーションセンサー、NFC機能を搭載したコントローラーです。これが価格を決める上での主な障害になっていて、初代Wiiが249ドルという価格設定されたのと同じ構造だと見込まれています。

ちなみに今年のE3でレジナルド・フィサメィ社長は他社ハードを引き合いに出し「私たちはマーケットを信じているので、ロンチ時にはかなり高い価格設定をして、その後値下げをしていくような手法はとりたくない。むしろ、ロンチからずっと同じ良い価格で販売していきたい。これはWiiが長い間250ドルで販売されていたのを知っている人なら見たことがあるだろうし、Wii Uも同じ考えで価格を決めたい」と話しています。

■ロンチと同時に発売されるタイトル
まず、小売店からリークされた情報によると、『Pikmin 3』『Game & Wario』『Wii Fit UProject P-100』の4タイトルがロンチ時のラインナップになるのではないかとしています。いずれのタイトルも数ヶ月に渡って販売が見込めるキラータイトルです。

同じく任天堂の『Nintendo Land』も初日に発売される確率が高いと予想しています。ただ、任天堂はまだ、『Wii U Sports』も新機種の魅力をアピールするのに最適だということで、比較検討してる可能性があるとしています。なお『 New Super Mario Bros. U』はWii U発売初日ではなく別の日の販売になるということです。ちなみにEAはロンチ時に『Mass Effect 3 』『FIFA 13』の2作を同時に発売する予定です。

■本体や、付属品、同梱品の内容
Wii Uのサイズ自体は、ほとんどWiiと同じくらいで、映像ケーブルや電源ケーブルなどとともにWii Uゲームパッドが同梱されると予想しています。また、噂通りWiiリモコンのサポートやセンサーバーの流用が可能であれば、わざわざ別個に買う必要がなくなるのでコストを抑えることができると述べています。

なお、データについてですが、Wii U本体には8GBのフラッシュメモリが搭載される予定です。しかし、こちらはシステムアップデートや基幹的な部分に使われる可能性が高そうで、外付けハードディスクやSDカードなどは別売りされそうです。また、Xbox360のコントローラー風のProコントローラーは、間違いなく別売りでしょうとしています。

映像については、WiiはSD画質での出力にしか対応していませんでしたが、Wii UではHDMI端子が搭載され、HD画質でのプレイが可能です。しかし、CVGはHDMIケーブルがバンドルされない可能性もあると指摘しています。

その他の同梱物としては、Wiiでやったことを真似するなら『Nintendo Land』が同梱される可能性があると指摘、ダウンロードコードではなく12センチ25GBの高密度光ディスクのパッケージ版になるだろうと予想しています。

また、NFCを利用したゲームや様々な周辺機器にも大きな期待を寄せているそうです。

■「Miiverse」とオンラインサービス
今年6月に配信された、E3前のニンテンドーダイレクトで明らかにされた「Miiverse」は、いわゆるオンラインフォーラムで、意見をシェアしたり、日記を交換したり、友達を作ったり、ゲームについて話し合ったりと新たなSNSがゲーム上に登場します。アクセスについては、Wii Uのみならず3DSやPC、スマホからもアクセスできるようになります。任天堂は今までの囲い込み戦略を壊し、新たなサービスを構築していると評価しています。

これは任天堂がオンラインでのゲーム展開をいかに真剣に捉えているかということの表れで、ゆくゆくは全ゲームをデジタルで配信することも考えていると指摘しています。

その他のオンラインサービスとしては、Wii Uゲームパッドを用いたビデオ通話や、HuluやYouTube、Amazon Videoなどの映像サービスの提供のほか、他のSNSとの連携も可能になるのではないかと推測しています。

さらに、まだ未確認ではあるものの、SteamやEA Origin、Call of Duty Eliteといった、サードパーティーのパブリッシャーもWii Uでサービスを展開できるのではないかという推測もしています。

以上の5項目が任天堂への質問です。これらの予測が当たっているのか、それとも外れてしまうのかは分かりません。とにもかくにも、もうすぐに迫ったプレスイベントで明らかになる情報が楽しみです。
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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