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グリー大幅増益、営業利益は前年比165%増の827億 ― 平成24年6月期連結決算

グリーは、平成24年6月期連結決算を本日発表しました。

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グリーは、平成24年6月期連結決算を本日発表しました。

発表によると、売上高は1582億3100万円(前年同期比146.6%増)、営業利益827億2900万円(同165.7%増)、経常利益819億3500万円(同165.8%増)、当期純利益47,96700万円(同163.0%増)の大幅増益となった。

増収の要因として、日本市場では自社提供ソーシャルゲーム数及び、デベロッパー提供ゲーム数が大幅に増加すると共に、スマートフォン対応が順調にしたことに加えて、CM放送やスマートフォン向け広告等によるプロモーション等を実施することでユーザー数の拡大及び収益基盤の確立・強化ができたとしています。

また、海外展開でもSNSアプリのデザインやユーザーインターフェースを大幅に刷新した「GREE Platform」をAndroid及びiOS向けに提供開始致しました。これにより、ソーシャルゲーム等のアプリが、最大169カ国でシームレスにアプリの配信が可能になりました。加えて、米Funzio,Incの子会社化を始め、世界の有力企業と提携していくことでグローバル展開を加速させています。

なお、4~6月期(第4四半期)の業績は、売上高400億円(前四半期比13.2%減)、営業利益189億円(同22.6%減)、経常利益184億円(同24.7%減)、四半期純利益123億円(同8.3%減)と、いずれも前四半期に比べ減収となっており「コンプガチャ問題」の影響は受けていると思われます。

今後は、有料課金の拡大と安定を図るとともに、広告収入を増やすために、新たな広告商品を開発していくということです。
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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