今回Arkaneの開発者が披露したのは、一切編集されていないライブゲームプレイデモの映像で、主人公のCorvoが“Golden Cat”と呼ばれる売春宿に潜入し、そこの主であるPendleton兄弟を暗殺するミッションをフィーチャー。本作では多彩な超自然的能力や複数の侵入経路が用意されたマップ構造により、様々なプレイスタイルでミッションを攻略することが可能、デモプレイでは「敵を殺すのを最小限とした完全ステルススタイル」と「全ての敵を殺して正面突破する殺戮スタイル」という2パターンが紹介されました。
まずステルスプレイでは、“Blink”という瞬時転移能力とサーモグラフィー型の能力を駆使して可能な限り敵に見つかるのを避け、水中の魚に乗り移って下水道から建物内部に侵入。ドアの鍵穴から慎重に部屋の中を確認、敵に見つかった際は殺さずに失神させる、死体は見つからないように隠す、さらには暗殺時も血を流さないように蒸気の熱で殺したり、飛び降り自殺を装ったりと、隠密行動を徹底。
一方の正面突破プレイは、一切隠れる行動は取らず、武器のナイフとボウガンで立ちはだかる敵すべてを殺戮していくというスタイル。カウンター攻撃で敵の首にナイフを突き立ててもぎ取ったり、ワイヤー型トラップと“Windburst”なる衝撃波能力で数人の敵の四肢をまとめてバラバラにしたり、ネズミの群れに襲わせたりと、欠損/流血表現はかなり強烈。
豊富な種類の超自然的能力・武器・ガジェット、アップグレードシステム等により、ミッション攻略の自由度は非常に高いと言えますが、基本操作を全て身につけた上でこれら戦闘要素を応用して自分流に戦うには、相当な練習と慣れが必要という印象で、プレゼン終了後に小時間のデモプレイを体験した筆者はほとんど何もできないまま敵に囲まれて死亡(下手なだけか……)。
これらミッションプレイシーンの他にも、巨大な二足歩行兵器に乗った“City Watch”との迫力ある戦闘シーン、『Half-Life 2』のアートディレクターを担当したViktor Antonov氏による“ネオ・ビクトリア調様式”のオープンワールド風ステージデザインが映像に登場。これまでのイメージでは余り見られなかった明るい雰囲気のステージもいくつか確認でき、絵画風質感のグラフィックや洗練された感のあるインターフェースも好印象でした。
『Dishonored』は国内でコンソール版が2012年10月11日に発売予定です。
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