人生にゲームをプラスするメディア

電子ゲーム機の操作器関連の特許、総合ランキングトップ3は任天堂・コナミ・ソニー

特許分析を行うパテント・リザルトは3月19日、操作器(コントローラ)の入力制御に特徴のある電子ゲーム機について、参入企業の競争力に関する調査結果を発表しました。

任天堂 Wii
 
  •  
  •  
  •  
特許分析を行うパテント・リザルトは3月19日、操作器(コントローラ)の入力制御に特徴のある電子ゲーム機について、参入企業の競争力に関する調査結果を発表しました。

1993年~2012年1月末の期間に日本の特許庁で公開された関連特許983件が対象で、現在と2006年末の2つの時点で調査を実施。各時点での競合状況を特許の質と量からカウントして「特許総合力ランキング」を集計したものとなっています。

その結果、1位が「任天堂」、2位「コナミデジタルエンタテインメント」、3位「ソニー・コンピュータエンタテインメント」という結果となりました。

1位の任天堂の注目度の高い特許としては、「操作器の動きを操作情報としてゲーム空間の状態を変化させるゲームシステムおよびそれに用いられるゲーム情報記憶媒体」などがありました。また直近5年間でみると、任天堂の権利者スコア(特許総合力)および出願件数が大きく増加しており、任天堂はこの分野に力を入れていることが判明したとのことです。

2位のコナミデジタルエンタテインメントの注目度の高い特許には、「野球ゲームにおいて接触入力式のモニタに表示されたキャラクタを迅速に移動させて操作感を向上させたゲームプログラム、ゲーム装置およびゲーム方法」などがあります。

3位のソニー・コンピュータエンタテインメントは、「ゴルフゲームのショット操作におけるパラメータ設定方法、パラメータ設定プログラム、パラメータ設定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、エンタテインメント装置」などがあげられていました。

それ以外では、4位「セガ」の「複雑なゲーム操作でも簡単に把握できるゲーム装置」、5位「バンダイナムコゲームス」の「ゲームコントローラによる複雑な操作手順を簡易に修得するためのゲーム画面表示方法、ゲーム音出力方法およびゲーム装置」などが、注目度の高い特許としてあげられるとのことです。なお6位以下には、キャメロット、新世代、スクウェア・エニックス、ソニー、バンダイ、マイクロソフト等の企業が上位にランクしています。
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

任天堂 アクセスランキング

  1. 任天堂、東日本大震災の避難所にニンテンドーDSi LLと『DSテレビ』をセットで配布

    任天堂、東日本大震災の避難所にニンテンドーDSi LLと『DSテレビ』をセットで配布

  2. 『ポケモン スカーレット・バイオレット』ではメガシンカが「テラスタル」として実装!? 全ポケモンが使えるタイプ強化+個体によってタイプが変わる“めざパ”的な側面も

    『ポケモン スカーレット・バイオレット』ではメガシンカが「テラスタル」として実装!? 全ポケモンが使えるタイプ強化+個体によってタイプが変わる“めざパ”的な側面も

  3. 都会っ子が夏の冒険をする『A Short Hike』は疲れないし、ひたすら癒やされるゲームだった

    都会っ子が夏の冒険をする『A Short Hike』は疲れないし、ひたすら癒やされるゲームだった

  4. 『ポケモン』シェルダーに秘められた可能性…「設定上存在しているはず」のポケモン3選

  5. 『ポケモンレジェンズ アルセウス』ノボリに衝撃的な説が浮上!?「ありえんほど泣いた」

  6. 『ペーパーマリオ オリガミキング』小ネタ12選! 懐かしい要素や見つけづらいオマケも存在するぞ

  7. 『ポケモン ソード・シールド』「冠の雪原」伝説ポケモン捕獲のポイント! 3鳥・レジ系の謎に迷ったらこの記事を見よう

  8. 一緒にゲームしない?スイッチで遊べる夏休みにピッタリの協力プレイ特集─ローグライク・サバイバル・爆弾解体など

  9. 『モンハンライズ:サンブレイク』大剣の新たな動きを解説!連続攻撃やカウンターを駆使する万能武器に

  10. ピカチュウも歴代ボスと“わるだくみ”!?「レインボーロケット団の野望」キャンペーンが1月20日より開催

アクセスランキングをもっと見る