和田氏はまず昨年を振り返り、ソーシャルゲームに代表される新しいタイプのゲームに対する業界の温度差が無くなったと指摘します。「ソーシャルゲームが、一端末の特殊な現象、一ジャンルの特殊な現象ということではなく、全てのゲーム、全てのプラットフォームに適用できる新しいタイプのビジネスモデルを生んだという事が我々の中でも消化できてきました」
ソーシャルゲームに対して既存のゲーム業界が苦戦している要因については「ゲームは家庭用ゲーム機が誕生してから二十数年間、同じビジネスモデルに乗って大きくなってきました。コンテンツの進化はあれど、他の携帯端末のようにビジネスモデルの進化はありませんでした。それが踊り場に差し掛かった原因ではないかと考えます」と分析。
そして、「全てがアイテム課金になるということではありませんが、色々なタイプのビジネスモデルをお客さんも受け入れてくれるようになり素地が整いました。全てのお客様、全ての端末、全てのジャンル、それらのビジネスモデルが変わることによってマーケットが更に飛躍するきっかけになる一年になるのではないかと思います」と述べ、ビジネスモデルの変化が低迷する市場の変化を生むとの考え方を示しました。
最後に和田氏は、そうした新しいタイプのゲームが披露されるであろう今年の東京ゲームショウは「世界から注目され、非常に期待できる、分岐点となるゲームショウになるのではないかと考えています」と挨拶を締めくくりました。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー
-
【レポート】アーケード型VRホラーゲーム『脱出病棟Ω』を4人でプレイ!怖すぎて店内に悲鳴が響き渡る
-
ゲーム開発のマイルストーン社長が逮捕、金融商品取引法違反
-
YouTubeで違法動画を見てしまったら・・・?分からないことだらけの「違法ダウンロード刑事罰化」まとめ
-
小島監督、コナミデジタルエンタテインメント執行役員副社長に
-
去年最も売れたソフトは?ファミ通2003年間ランキングトップ100
-
時限更新型RPGの魅力をあなたに ― 『エルダーサイン』インサイド限定アイテムで序盤を完全攻略
-
戦慄ホラー『Outlast 2』開発元が「専用おむつ」を発表!ファンからの「漏らした」報告を受け
-
【e-Sportsの裏側】ゲームメーカーならではの価値を見出し、提供していくーKONAMI キーマンインタビュー








