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『真かまいたちの夜』選択肢にジャイロとタッチを使用する場面も ― 参加作家陣も発表

チュンソフトは、PS3/PSVitaソフト『真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)』の最新情報を公開しました。

ソニー PSV
  • ジャイロとタッチを駆使
  • 気になるところをタッチ
  • 推理モードへ入る快人
  • 正しい情報を組み合わせる
  • 組み合わせの結果はいかに…
チュンソフトは、PS3/PSVitaソフト『真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)』の最新情報を公開しました。

『真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)』は、人気サウンドノベル『かまいたちの夜』シリーズ最新作です。原点回帰をコンセプトとして、キャラクターとストーリーを一新。お馴染みの我孫子武丸氏がシナリオ監修を手掛け、シリーズ初のボイス演出なども搭載しています。

■シナリオ分岐
シナリオを読み進めると時折選択肢が出現します。選択肢は物語の分岐点となっており、プレイヤーが選んだ選択肢に沿ってストーリー内容が変化していきます。何気なく感じられるような選択肢からも分岐が発生し、登場人物がどんどん襲われてしまったり、少しの犠牲者で事件が終息したり、一人の犠牲者も出さず、事件さえ起こさずにエンディングを迎えたりと、幅広い内容の結末を迎えることになります。主人公になって物語をさまざまに変化させていく醍醐味と共に物語に深く入り込んでいく没入感を味わうことができます。

また、本編であるミステリー編を解くと、今までなかった新しい選択肢がところどころに出現します。新しい選択肢の中には本作の特徴のひとつであるサイドシナリオの入り口も隠されており、そこから本編とは世界観や設定が異なるさまざまなサイドシナリオを楽しめます。

■新選択肢
従来の選択肢に加え、本作にはさまざまな新選択肢が搭載されています。

・ジャイロセンサーとタッチパネルを使用した「おさわり選択肢」
「おさわり選択肢」はPSVitaの表面パネルとジャイロセンサー機能を使用した新しいタイプの選択肢です。タッチでさまざまな場所を調べることができます。また、本体を四方に傾けることで、辺りを入念に見回すことができます。正面からは確認できないものが隠されている場合もあるようです。なお、PS3版ではアナログスティックによる操作となります。

・集めたヒントをあわせて答えを導く「推理モード」
「推理モード」とは、主人公・快人の頭の中で情報を整理するモードです。「推理モード」が始まると、情報が配置されたキーワードが画面左右に登場し、その左右のキーワードを回して、正しい情報の組み合わせを探すことになります。成功すると推理で導き出された答えが選択肢となって現れ、先へと読み進めることが可能になります。ただし、中には組み合わせが正しくても物語の流れにはそぐわない情報も含まれていることがあるので推理には注意が必要です。

■登場人物
「坂巻快人」「立花京香」に加えて新たに二人の登場人物が明らかになりました。

・オーモリ (CV:杉田智和)
アニメ「異次元少女ポポリン」をこよなく愛するアニメオタク、27歳。「異次元少女ポポリン」に登場するキャラクター「ボッコちゃん」のレアなフィギュアがあると聞いて「ブラウニー」にやってきました。受付に飾られた「ボッコちゃん」のレアフィギュアを、どんな手を使ってでも入手しようと思っているようです。

・白河雪乃 (CV:花澤香菜)
おかっぱ頭の小柄な少女。16歳と宿泊客の中では最年少ながら、一人でペンションに訪れ、「いつも同じ部屋に泊めてもらっている」と部屋番号を指定するなど、ペンション「ブラウニー」のリピーターのようです。「異次元少女ポポリン」に登場する「ボッコちゃん」にそっくりな容姿をしています。

■作家陣
ミステリーを語る本編と、「おまけ」という言葉ではくくれない幅広いジャンルのサイドリナリオたち。シナリオを手がけているのはシリーズ最多の総勢7名の執筆陣です。

・麻野一哉
ゲーム開発者。代表作は『トルネコの大冒険』『街』など。初代『かまいたちの夜』ではディレクターをつとめ、本作ではサイドシナリオの執筆と編集作業の指導にあたっています。

・我孫子武丸
推理小説家。代表作は「人形はライブハウスで推理する」「Oの殺人」など。シリーズを通して『かまいたちの夜』のシナリオに携わっており、本作では全シナリオの監修とサイドシナリオの執筆を担当しています。

・黒田研二
作家。代表作は「硝子細工のマトリョーシカ」「カンニング少女」など。近年は『逆転裁判』『逆転検事』のコミカライズ原作など、ゲームに関する仕事にも多く携わっています。

・小林泰三
作家。1995年に「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞してデビュー。緻密な論理とグロテスクな描写を特徴とするSF・ホラー短編を得意としています。

・田中哲也
作家。1993年のデビュー作「大久保町の決闘」をはじめとする「大久保町三部作」では非常に偏った人気を得ています。

・汀こるもの
作家。代表作は「赤の女王の名の下に」「完全犯罪研究部」など。ドラマCDのシナリオなど小説以外にも幅広く活動している。

・山口芳宏
プランナー/シナリオライター。2007年「雲上都市の大冒険」で第17回鮎川哲也賞を受賞し推理作家デビュー。『カスタムロボGX』のシナリオなども担当しています。

豪華作家陣による新たなシナリオと新たな選択肢の数々に期待です。

『真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)』は、12月17日発売予定、価格はパッケージ版がPS3/PSVitaともに6,090円(税込)、PSVitaダウンロード版が4,980円です。

(C) CHUNSOFT
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
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