人生にゲームをプラスするメディア

【TGS 2011】グラスホッパーが開発する弾幕シューティング『Sine Mora』を体験した

グラスホッパー・マニファクチュアは東京ゲームショウ会場である幕張メッセから至近のホテル・ザ・マンハッタンにてプライベートイベントを開催し、ハンガリーのデジタル・リアリティ社とのコラボ作品を公開しました。

ソニー PS3
Sine Mora
  • Sine Mora
  • Sine Mora
  • Sine Mora
  • Sine Mora
  • Sine Mora
グラスホッパー・マニファクチュアは東京ゲームショウ会場である幕張メッセから至近のホテル・ザ・マンハッタンにてプライベートイベントを開催し、ハンガリーのデジタル・リアリティ社(Digital Reality)と共同開発している『Sine Mora』(シネモラ)と『Black Nights Sword』(ブラックナイツソード)を日本初披露しました。まずは『Sine Mora』について紹介します。

『Sine Mora』は弾幕系横スクロールシューティングゲームです。本作はグラスホッパー・マニファクチュアがコンセプト設計やアート、サウンド制作を担当、デジタル・リアリティ社がゲームプレイ部分や実開発を行っています。

「シューティングゲームは難しくてコアなジャンルとなってしまいました。それをメインストリームにもってきたいという考えで『Sine Mora』は制作しています。弾幕だからといって、一発で即死ではなくて少し優しい設計をしています」とデジタル・リアリティ社でクリエイティブディレクターを務めるTheodore Reiler氏は本作を紹介してくれました。

本作で重要になるのは「時間」です。ステージ開始当初、プレイヤーに与えられた時間は60秒ほどしかなく、そのままでいるとあっという間にゲームオーバーとなってしまいます。プレイヤーは敵を倒して得られるアイテムで時間を増やしてステージの先へと進んでいきます。周りの動きをゆっくりにする能力を一定時間使う事が出来ます。これで弾幕は避けやすくなりますが、時間は浪費してしまいます。時間との戦いが本作の大きな鍵です。

実際に触ってみました。グラスホッパーがアートワークを担当した美麗なグラフィックが迎えてくれます。横スクロールの2Dシューターではありますが、ステージ自体は大きく回転をしたり形を変えたりと変化の連続で派手な演出で盛り上げてくれます。攻撃は強と弱の2種類。敵の弾幕を上手く避けながら倒し、そして敵が出すアイテムを上手く集めて時間を回復していく必要があります。時間という緊張感はなかなか面白く、早くアイテムを集めないとゲームオーバーになる、でも無理をすると弾幕でやられてしまう、というジレンマをプレイヤーに与えます。全てのステージは2部構成になっていて、それぞれの終わりにボスが登場します。最初のステージのボスは巨大で、その各部位にゲージが用意されていて、全て破壊することで倒す、というような形でした。ステージの前半と後半は少し趣が変わり、空中→水中のように変化を楽しむ事が出来ます。

ティザームービーも公開されていますので是非チェックしてみてください。



ステージは7つ+チュートリアルが存在し、難易度は3段階が選べます。選んだ難易度の中でもプレイヤーの腕に合わせて自動的にバランス調整がされるような仕組みになっているとのこと。ストーリーモードの他にアーケードモードがあり、アーケードモードではより歯応えのある内容で遊ぶ事が出来るようです。

『Sine Mora』は発売日未定ですが、PlayStation NetworkおよびXbox Live Arcadeにてダウンロード配信される予定。追加コンテンツとしてマルチプレイヤーモードを後日配信する計画もあるようです。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ソニー アクセスランキング

  1. なんで『パワプロ』上級者は「ロックオン」無しでも変化球が打てるの?ハイレベルすぎるプロ選手の対戦動画から、その秘密をじっくり解説

    なんで『パワプロ』上級者は「ロックオン」無しでも変化球が打てるの?ハイレベルすぎるプロ選手の対戦動画から、その秘密をじっくり解説

  2. 『Fall Guys』ガチで勝ちたいあなたにおくる12のテクニック!ショートカットやID表示で差をつけよう

    『Fall Guys』ガチで勝ちたいあなたにおくる12のテクニック!ショートカットやID表示で差をつけよう

  3. 『ELDEN RING』覗けるのは「フィアのパンツ」だけじゃない―さらに「下乳」と「お尻」も見てみた

    『ELDEN RING』覗けるのは「フィアのパンツ」だけじゃない―さらに「下乳」と「お尻」も見てみた

  4. 『ELDEN RING』最序盤からルーン稼ぎに使える4つの場所!王への道は一日にしてならず

  5. テトリスがちょっぴり苦手な『ぷよテト2』プレイヤー向け、テトリス基礎知識!覚えるだけで序盤の動きがグッとレベルアップするぞ

  6. PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう

  7. 『バイオハザード ヴィレッジ』名言・迷言集! まったくよくない「よし」をはじめ、本作はスゴいセリフで溢れているぞ【ネタバレ注意】

  8. 【レポート】『夏色ハイスクル★青春白書(略)』パンチラ激写テクを直伝!スライディングからの“尻もちショット”が最強か

  9. 歴代FFシリーズでもっとも「イイ!」男、オルシュファンの話をしよう─「キャラクター部門」12位に輝いた我が友は『FF14』随一の騎士に相違ない

  10. 『ぷよぷよ』シリーズがプロライセンス発行タイトルに認定─優勝賞金100万円の公式大会も実施決定

アクセスランキングをもっと見る