人生にゲームをプラスするメディア

【CEDEC 2011】Wiiを活用してリハビリを少しでも楽しいものに

九州大学 大学院計術工学研究院と特定医療法人順和 長尾病院が共同でインタラクティブセッションで発表した「ゲームが秘めるもう一つの可能性 —リハビリ用起立運動支援ゲーム『樹立(きりつ)の森 リハビリウム』—」はゲームの楽しさをリハビリに応用しようという試みです。

ゲームビジネス その他
【CEDEC 2011】Wiiを活用してリハビリを少しでも楽しいものに
  • 【CEDEC 2011】Wiiを活用してリハビリを少しでも楽しいものに
  • 【CEDEC 2011】Wiiを活用してリハビリを少しでも楽しいものに
  • 【CEDEC 2011】Wiiを活用してリハビリを少しでも楽しいものに
  • 【CEDEC 2011】Wiiを活用してリハビリを少しでも楽しいものに
  • 【CEDEC 2011】Wiiを活用してリハビリを少しでも楽しいものに
九州大学 大学院計術工学研究院と特定医療法人順和 長尾病院が共同でインタラクティブセッションで発表した「ゲームが秘めるもう一つの可能性 —リハビリ用起立運動支援ゲーム『樹立(きりつ)の森 リハビリウム』—」はゲームの楽しさをリハビリに応用しようという試みです。

病院やケアセンターで実施されるリハビリは患者にとって辛く苦しい、乗り越えなければならないハードルです。例えば立ち座りの繰り返し(起立運動)をひたすら60回繰り返すというようなメニューもあります。体力的に苦しいだけでなく単調で辛いメニューです。『樹立の森 リハビリウム』はこれにゲーム要素を加えた実験です。

『樹立の森 リハビリウム』はバランスWiiボードを使用したPCソフトで、イスの前にバランスWiiボードを置いて、立ち座りを繰り返すことで、画面上で樹が育ちます。これにより視覚的に楽しませるほか、タイミングに合わせて掛け声や心地良い音楽をかけてくれます。また10回毎などのマイルストーンでは宝箱が登場してメダルやカードなどがリワードとして手に入るなどの工夫があり、続ける楽しさや動機を与えてくれます。

有効性を実証するために、(1)一人で行った場合 (2)ゲームを使った場合 (3)セラピストと一緒に行った場合で、最大起立回数の違いを調べたところ、(1)では74回だったのが、(3)では82回、そして(2)では90回と最も多いという結果となりました。また、主観的な疲労強度でも(2)が最も低いと感じられる事が分かっています。

一方課題としてはバランスWiiボードという機器を使う事による煩雑さやメダルなどのリワードの意味の理解の難しさが挙げられたとのこと。

プロジェクトでは病院やケアセンターの実情を反映して、集団で同時に出来るように改良したものを『リハビリウム2』としても実験しているそうです。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 限界突破!ドラゴンボールへの愛×次世代機で実現した『ドラゴンボールZ バーストリミット』インタビュー

    限界突破!ドラゴンボールへの愛×次世代機で実現した『ドラゴンボールZ バーストリミット』インタビュー

  2. 【CEDEC 2012】「Too Japanese」な日本ゲームは海外で評価されないのか ― 『GRAVITY DAZE』ヒットの理由

    【CEDEC 2012】「Too Japanese」な日本ゲームは海外で評価されないのか ― 『GRAVITY DAZE』ヒットの理由

  3. 【CEDEC 2017】日本とベトナムのゲーム共同開発の要は「チームとなること」―GIANTYセッションレポート

    【CEDEC 2017】日本とベトナムのゲーム共同開発の要は「チームとなること」―GIANTYセッションレポート

  4. 戦慄ホラー『Outlast 2』開発元が「専用おむつ」を発表!ファンからの「漏らした」報告を受け

  5. 令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

  6. 【任天堂資料庫】第7回 任天堂ゲームセミナーを振り返る

アクセスランキングをもっと見る