余談ですが、このデモは関係者のみが入れる"Behind Closed Door"で実施。gamescomは一般公開イベント(ビジネスデーは初日のみ)なので、一般エリア(Entertainment Area)は2日目以降激混み。それを避けるため、ビジネスエリア(Business Area)が4ホール分用意されていて、各社は一般ブースと同じかそれ以上の規模のブースをビジネスエリアに設けています。王者EAはどちらも超巨大って感じでしたね。
さて『Need for Speed: The Run』。EAが各スタジオで使用する最新のFrostbite 2エンジンを使用し、ビジュアルや全体のクオリティが更に一段アップ。スピード感溢れるアドレナリンが飛び出すレースが実現しています。
「The Run」はクルマのみに限らず、トレイラーなどではプレイヤーキャラクターが路上を走るような様子も映し出されていましたが、今回はそこは体験できませんでした。今回は序盤の方のステージとして登場する、今までのNFSを踏襲した一般的なコースと、新たにフィーチャーされる雪山のコースがプレイ出来ました。
前者は一般的なレースです。ただし今回からの特徴として「WRECKED」(大破)という概念があり、猛スピードで対向車とぶつかったり、崖から落ちて大破すると、その1つ手前の場所からの再スタートとなります。ただし、回数に制限があり、1コースで5回「WRECKED」となると挑戦失敗となります。
普通のコースでも障害が多い本作ですが、雪山のステージでは雪崩もありました。正体不明の攻撃が仕掛けられ、雪山はガンガン崩れていきます。崩れた雪はコースを塞ぎプレイヤーを邪魔します。それだけでなく、大きな岩も崩れ落ちてきます。もちろん踏まれたりぶつかるとアウト。小回りの効かない地面ということもあって、かなり難易度の高いステージとなっていました。
レースゲームはコースをマスターしていく感覚のゲームが多いように思いますが、本作のように地形がリアルタイムで変化していくというのは、アクション性が高いレースゲームとしては面白いですね。
サンフランシスコからニューヨークまで、一度きりの賞金レース、という設定の本作。表情豊かなアメリカ大陸を端から端まで走り切るということは様々な難関が待ち受けている、ということになりそうです。
編集部おすすめの記事
ソニー アクセスランキング
-
『ELDEN RING』覗けるのは「フィアのパンツ」だけじゃない―さらに「下乳」と「お尻」も見てみた
-
PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう
-
『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート
-
【モンハンと比較すると?】『ELDEN RING』の1,200万本ってどのくらいすごいの?
-
愛すべき『クラッシュ・バンディクー』のコミカルな“やられシーン”まとめ─10月2日発売の新作も待ち遠しい!
-
定番のPSPグリップがさらに進化「モンスターハンターポータブル 3rd ハンティンググリップS」12月1日発売
-
意外とカワイイ面もある!? 『Ghost of Tsushima』蒙古密着24時
-
『Ghost of Tsushima』腰を抜かして逃げ出すのも仕方ない? 蒙古兵目線で境井仁の恐ろしさを考えてみる【ネタバレあり】
-
『Ghostwire: Tokyo』には、都市伝説の「スレンダーマン」たちが出てくる!?怪異の元ネタを調査してみた
-
『ギルティギア ストライヴ』待望の「ブリジット」参戦決定!容姿も大きく変化―可愛らしく、そして大人びた“男の娘”