人気フランチャイズというだけでなく、携帯ゲーム機の特性にもピッタリ適した『みんなのGOLF』。そのVita版はハードの機能を十二分に生かした、ショウケース的な内容に仕上がっていました。
まずタッチパネルを生かした操作では、画面上を直接タッチしてコースの様子や、ボールの到達予想地点、クラブの変更などが可能になりました。従来はキー操作で行われていたものが、タッチ操作で可能になったことで、より直感的に遊べるようになっています。
またシリーズで初めて、というよりゴルフゲームでおそらく初めて、実際のゴルフと同じく、ティーグラウンドでティアップの位置を左右に移動可能になりました。立ち位置も画面を左右にスワイプして行います。キャラクターによってドローボールが得意だったり、ショット距離が異なったりするので、よりコースの攻略に役立ちそうです。
『みんゴル』では回数制限でスーパーショットを撃つことができますが、ショットのインパクト時にタイミング良く本体を前後に振ることで、さらに飛距離をのばすことも出来ます。ただしホントに飛びすぎるで注意。ハイリスク・ハイリターンなショットになっているとのことでした。
このほかリプレイシーンで一時停止をして、指のスワイプ操作で画面を拡大縮小させたり、キャラを回転させることもできます。ちょっと嬉しいところでは、ティーアップ時にキャラクターをタッチすると、プレイヤーの方を振り向いてくれるなど、インタラクティブに反応してくれるところ。こうした細かい点が嬉しいですね。
ユニークなところでは、本体を回転させると、それに伴って画面も回転すること。本体を縦持ちにすると、画面も縦位置となり、この状態で遊ぶこともできます。
さらに外側カメラを使って周囲の風景をリアルタイムキャプチャし、ゲームの背景画面として使うこともできます。もっとも、この機能はまだ確定ではないそうですが、非常に周囲の反応が良いため、ぜひ製品版にも盛り込みたいとのことでした。
このほかWI-FIや3G機能を用いたソーシャル機能や、追加アイテムなどについても、いろいろと構想されているとのこと。またプレイヤー側についているカメラについても、なにかしらアイディアがあるとか、ないとか・・・。ぜひゴリゴリと作り込んで、Vitaのお手本になるようなゲームに仕上げていただきたいところです。
画面の美麗さも有機Elディスプレイならでは。解像度が上がったことで、ポリゴン数は約4倍、テクスチャーはモノによっては約10倍にまで増えているとか。一番大事なゲームのプレイ感についても、シリーズ作だけあってキチンと保証ずみ。もうね、良くできているの一言です。発売日が今から楽しみですね。
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