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気ままなスローライフが楽しめる『どうぶつの森』生誕10周年

気ままなスローライフが楽しめる任天堂の人気ゲーム『どうぶつの森』が今日で生誕10周年を迎えました。

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『どうぶつの森』10周年
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気ままなスローライフが楽しめる任天堂の人気ゲーム『どうぶつの森』が今日で生誕10周年を迎えました。

祝・10周年


2001年4月14日、ニンテンドウ64最後のソフトとして『どうぶつの森』が発売されました。

シリーズ第1弾であるニンテンドウ64版『どうぶつの森』は、ソフト単品版とコントローラパック同梱版の2種類発売。同梱されているコントローラパックには、スーパーバイザーである宮本茂氏からの(ゲーム内で見れる)手紙と、ファミコンソフト2本(中身はランダム)のデータが保存されており、ちょっとオトクなパッケージとなっていました。

10周年を迎えた『どうぶつの森』シリーズ、全てのタイトルを振り返ってみましょう。


・『どうぶつの森』(ニンテンドウ64)



元々は64DD向けに開発されていたのがカセットに変更になり、当初予定していた様々な仕様はかなり削られて今の形になりました。ニンテンドウ64には時計機能が無いので、カセット側に時計機能を搭載することで時計問題をクリア。ゲームをプレイしていない時も時間が流れ、365日楽しく遊ぶことが出来ました。

また、ゲーム中にファミコンゲームが遊べるのも話題になりました。これは現在のバーチャルコンソールの先駆けともいえますね。



『どうぶつの森』は、初動こそ多く無かったものの、口コミなどで女性を中心に話題になりました。しかし、時計付き特殊ROMは生産に手間と時間が掛かってしまう為、品薄状態が長期間続きました。何度か再出荷されていきますが、ゲームキューブの発表にあわせて『どうぶつの森+』が発売されることになりました。


・『どうぶつの森+』(ゲームキューブ)



2001年12月14日、ニンテンドウ64版に様々な新要素を盛り込んでゲームキューブに移植したソフト。ハードのスペックが上がったので処理速度やフレーム数が改良。さらにゲームボーイアドバンスと初めて連動したソフトでもあり、データをゲームボーイアドバンスに転送することで、外出先でもデザインを楽しむこと可能になりました。

前作でも好評だったファミコンゲームは19種類に拡充。自分の部屋をファミコンでいっぱいにした人も多いのではないでしょうか。20種類目のファミコンとして『ゼルダの伝説』がキャンペーンなどの景品として用意されていましたが、あいことば生成ツールなどの問題が発生し、残念ながら公式での配布は行われないまま終わってしまいました。




・『どうぶつの森e+』(ゲームキューブ)



2003年6月27日、海外版『Animal Crossing』を逆輸入して発売。イベントなどが一部海外向けの内容になっているほか、同梱されている「カードeリーダー+」を使い、「どうぶつの森カードe+」使ってデータを読み込み、デザインデータや村メロ、カードに記載されているどうぶつを村に呼び寄せたり使えました。

また、SDカードアダプタを使ってSDカードにおでかけデータを書き込み、それをメールなどで渡して間接的に村へ遊びに行けるといった試みも行われました。

その後、据置型ゲーム機での新作はWii版まで5年待つことになります。




・DS『おいでよ どうぶつの森』



2005年11月23日、シリーズ初の携帯版『おいでよ どうぶつの森』が発売されました。携帯ゲーム機と非常に相性が良く、国内だけでも500万本を超えるセールスを記録。シリーズで一番遊ばれているのがDS版です。

ゲーム自体もハードの仕様にあわせて変更。中でも「ゼルダスクロール」と言われる画面切り替えから「ドラムスクロール」になり、マップ間のスクロールが無くなりました。これは後のWii版や3DS版にも引き継がれていきます。

ニンテンドーWi-Fiコネクション初対応ソフトでもあり、初めてインターネットを使ってリアルタイムにおでかけが楽しめました。
(※海外では『マリオカートDS』が一番最初に出たWi-Fi対応ソフト)

すれちがい通信によるメッセージ交換も可能で、イベント会場などで特別なアイテムが配信されたりも。

また「劇場版 どうぶつの森」も上映。前売り券の特典として、ゲーム中で入手が難しい黄金シリーズのアイテムが1つプレゼントされました。


・Wii『街へいこうよ どうぶつの森』



2008年11月20日、シリーズ最新作『街へいこうよ どうぶつの森』が発売。ソフト単品版とWiiスピーク同梱版の2種類発売。ニンテンドーDS版をベースに新たにWiiスピーク対応。これによりボイスチャットを楽しむことが可能になりました。ニンテンドーWi-Fiコネクションを通じて世界中のプレイヤーとおでかけも可能です。新しい試みとして、様々な地域(日本、北米、欧州などなど)限定アイテムがインターネットを通じて任天堂から配布されていて、現在も毎月配信中です。


・3DS『どうぶつの森(仮)』

ニンテンドー3DSで最新作が現在鋭意制作中。発売時期などに関しては現時点では不明。どんな内容になっているのか詳細が待たれます。


振り返ってみると、『どうぶつの森』は毎回新しいことに挑戦していますね。過去に発売されたゲームが遊べたり、ゲームキューブとゲームボーイアドバンスが連動したり、カードeリーダー+と連動したり、ニンテンドーWi-Fiコネクションを初搭載したり、Wiiスピーク対応したり・・・。今度はニンテンドー3DSで発売される訳ですが、裸眼立体視だけでなく、ニンテンドー3DSならではの特徴をいかした内容になるのは当然ですが、今までと違う新たな挑戦にも期待したい所です。

『どうぶつの森』は今日で10年、久しぶりに村へ遊びに行ってみませんか?
《》
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