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【E3 2010】小島作品が3Dになったら奥深さ無限大・・・『METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D』

3DSブースの中で最も衝撃的だったのは『METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D "The NAKED Sample"』と言ってもいいでしょう。本気の3Dとはこういうものかと実感させられました。

任天堂 DS
3DSブースの中で最も衝撃的だったのは『METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D "The NAKED Sample"』と言ってもいいでしょう。本気の3Dとはこういうものかと実感させられました。

冒頭「KOJIMA PRODUCTION」という文字が奥から飛び出してきてまずびっくり。映画的な演出です。

ここはどこでしょう。スネークは少し高い草の生える森をかき分けながら進んでいきます。その草の一本一本に立体感を持たせていて、奥に進んでいくスネークを引き立てます。リアルタイムのデモで、プレイヤーはその様子をスライドパッドで視点を変更しながら観賞できました。

沼地に差し掛かると巨大なワニの登場です。大きな口を開けてスネークを威嚇します。大きく尻尾を振って存在感を放ちます。。先に進むと今度は遠くから放たれた矢や巨大な岩が襲います。よくある場面も立体視では際立ちます。

難を逃れたスネーク、落ちてきた『METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D "The NAKED Sample"』のロゴに寄りかかって一安心。

場面が切り替わって今度は吊り橋を渡るスネークの姿。慎重に歩いていると、今度はハチの大群が追いかかります。逃げるスネーク。たまらず橋から飛び降りる、、、と思ったら端を掴んで間一髪。しかし、さらにヘリがスネークを襲います。

というところで映像は終了。最後にメッセージ。『メタルギア』は『メタルギアソリッド』で3Dになりましたが、『METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D "The NAKED Sample"』で「飛び出す3Dに」。

実際には2分程度の長さのデモだったと思いますが、息もつかせぬ展開に魅了され時間を忘れてしまいました。小島監督の映像センス、カメラワークは業界でも独特のものがあり、常に新作のトレイラーは多くの人を楽しませていますが、そこに立体視が加わることで、更に魅力的な映像となっていました。

草むらをかき分けて戦場へ。これを見てしまうと、もう後には戻れない感覚がありました。没入感は今までのゲームの比ではありません。実際に自分の手でスネークを操り、奥深いメタルギアソリッドの世界を体験する日が待ち遠しいです。

《土本学》
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