人生にゲームをプラスするメディア

「ダウンロードゲームをビッグタイトルの販促に」-『トゥームレイダー』の新提案

『トゥームレイダー』のCrystal Dynamicsは、ダウンロードゲームを大作の販促として使う方法を提案します。

ゲームビジネス 流通
『トゥームレイダー』のCrystal Dynamicsは、ダウンロードゲームを大作の販促として使う方法を提案します。

Crystal DynamicsのDarrell Gallagher氏は、大作の間に小規模なダウンロードゲームを出すことで大作の間の2~3年というスパンを埋めるという方式を提案。これは新規の顧客にも喜ばれる方法である、と主張します。

『トゥームレイダー』シリーズ最新作『Lara Croft and The Guardian of Light』はダウンロード専用タイトル。
これまでとは異なり、トップダウンの視点と協力プレイをフィーチャーしたスピンオフタイトルで、Gallagher氏の戦略を支えるものとなるようです。

これまでにもダウンロードタイトルと通常タイトルを組み合わせる戦略は存在しています。
『バイオニックコマンドー』に先駆けて『バイオニック コマンドー マスターD復活計画』がリリースされ、『Dark Void』の前にDSiウェア『Dark Void Zero』が発表されて話題となりましたが、大作シリーズの合間にダウンロードタイトルを挟み込む手法は珍しいもの。

同社はこの手法を継続していくとのことで、有効だとするなら、大作タイトルに代表される伝統的な手法と、新たなダウンロードタイトルを融合させる効果が期待できそうです。
《水口真》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【CEDEC2017】『NieR:Automata』の世界を彩る効果音はどのように実装されたのか?デザインコンセプトとその仕組みについて

    【CEDEC2017】『NieR:Automata』の世界を彩る効果音はどのように実装されたのか?デザインコンセプトとその仕組みについて

  2. NOM10月号はマリオ20周年記念、宮本茂ロングインタビュー

    NOM10月号はマリオ20周年記念、宮本茂ロングインタビュー

  3. あのユークスが漫画連載!JKプロレス漫画「ロリクラ☆ほーるど!」作家インタビュー…プロレス愛からパンツのエンタメ性まで

    あのユークスが漫画連載!JKプロレス漫画「ロリクラ☆ほーるど!」作家インタビュー…プロレス愛からパンツのエンタメ性まで

  4. 任天堂がマイクロソフトにレア社を売却した経緯とは・・・3億7500万ドル巨額買収の裏側

  5. YouTubeで違法動画を見てしまったら・・・?分からないことだらけの「違法ダウンロード刑事罰化」まとめ

  6. 「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

アクセスランキングをもっと見る