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【GDC2010】GDC恒例!今年のMega64はあの大物クリエイターが・・・

GDCの風物詩、Mega64。英国チャンネル4のTrigger Happy TVの低予算テレビ番組で、有名テレビゲームが元ネタのパロディムービーが連発です。Game Developer's Choice Awardsでも毎年数本が上映され、会場の喝采を浴びるのですが、今年はどうやら様子が違うようです。

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GDCの風物詩、Mega64。英国チャンネル4のTrigger Happy TVの低予算テレビ番組で、有名テレビゲームが元ネタのパロディムービーが連発です。Game Developer's Choice Awardsでも毎年数本が上映され、会場の喝采を浴びるのですが、今年はどうやら様子が違うようです。

というのもChoice AwardsのステージにMega64のスタッフ3名が登壇したのです。しかもスクリーンにはわざわざ「過去に宮本茂氏、小島秀夫氏に出演してもらえたが、今年は大物ゲストの招聘が芳しくなく・・・」と断りの字幕が流れたほど。会場からも「やれやれ」といった雰囲気が漂いました。

ステージに登壇したMega64の出演者ザ・ビートルズ:ロックバンドのパロディ街中をはしゃぎ回る3人組


ムービーは音楽ゲームの『ザ・ビートルズ:ロックバンド』のパロディで、壇上の3名が「ビートル」のメンバーに扮して街中に登場し、道行く人々に向かってビートルズの有名ナンバーを歌いまくるというもの。いつものMega64節に会場は大爆笑となりました。

そして道の向こうにいる、ある人物と鉢合わせしてしまいます。2007年はマリオのコスプレをしてはしゃぎ回る彼らに、宮本茂氏が登場して苦い顔をするというオチ。2009年は『メタルギアソリッド』シリーズのコスプレをしてはしゃぎ回る彼らの前に小島秀夫監督が登場し、共にスニーキングして去っていくというオチでしたが・・・。

カメラがパンすると、そこに立っていたのはプロレスラー級の太い首を持つ赤ら顔の男性。不思議そうに近寄るMega64トリオ。「あんた誰?」「リンゴ」「リンゴ・スター?」「イエス」

ある人物と鉢合わせリンゴ・スター役に扮したのは?ゲイブ・ニューウェル氏でした


いやいや、こんなドスコイなリンゴ・スターなんてあり得ません。実はこれ、Choice Awardsでパイオニア賞を受賞したValve Softwareの共同創業者、ゲイブ・ニューウェル氏でした。これで晴れて「ビートルズ」となった4名は、大はしゃぎでジャンプしてオチ。この大物ぶりに会場は割れんばかりの拍手とスタンディングオベーション。体はでかいけど腰は軽い、いやー、いい人ですね。
 
ちなみにニューウェル氏の受賞式の最後に、プレゼン画面が突如ブルースクリーンになるというハプニングがありましたが、ブログメディア「beeeeeeeeep!」によると、これも計画通りだったことがわかりました。システム警告画面をよく見ると「GlaDOS」と書かれており、「Portal2の発表がE3までおあずけ」というメッセージが隠されていたとのことです。

パイオニア賞を受賞したニューウェル氏プレゼン中に画面がブルースクリーンに!


Mega64をネタに壮大な一人芝居で真のオチをつけたゲイブ・ニューウェル氏。世界有数の開発スタジオのボスとは思えない茶目っ気ぶりです。すでに好例になってきた、このゲーム業界有名人ゲストシリーズ。次はどんな「大物」ゲストが登場するのでしょうか・・・。

なお、過去のMega64のビデオは、一部を公式サイトで見ることができます。最近の作品だと『ベヨネッタ』なんて必見。日本でも昔「街で見かけた~」なんて人がいたのを懐かしく思い出しました。
《小野憲史》
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