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レベルファイブ会社説明会「レベルファイブを世界一のブランドに育てたい」日野社長が語る

レベルファイブは2010年2月9日、渋谷C.C.Lemonホールにて会社説明会が行われ、会場には多くの学生が駆けつけました。

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レベルファイブは2010年2月9日、渋谷C.C.Lemonホールにて会社説明会が行われ、会場には多くの学生が駆けつけました。

渋谷 C.C.Lemonホールレベルファイブ会社説明会 東京会場多くの学生が足を運びました




まずレベルファイブのガイダンスビデオを上映。レベルファイブで働く様子やメッセージが紹介。商品が形になって世に出るまで、多くのスタッフによって手掛けられている様子が見られました。

日野社長


続いて日野社長が登場し、レベルファイブの企業説明が行われました。

レベルファイブは1998年に設立、2000年にプレイステーション2で『ダーククラウド』を開発、2年後には続編として『ダーククロニクル』が発売されました。そして2004年には『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』の開発を担当したことから知名度が一気に上がりました。翌年以降も『ジャンヌ・ダルク』や『ローグギャラクシー』など、良作RPGを世に送り出してきました。

そして2007年、『レイトン教授と不思議な町』の発売に合わせてレベルファイブはパブリッシャーに。『レイトン教授』シリーズの出荷本数は、国内外でシリーズ合計918万本になりました。『イナズマイレブン』シリーズも国内出荷本数は154万本にのぼっており、まだまだ数字を伸ばしています。

2009年は『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』や『多胡輝の頭の体操』シリーズ、『アタマニアシリーズ』が発売され、さらにROIDもスタートしました。

売上実績はパブリッシャーになった年度を見ると『ドラゴンクエストVIII』を発売した年の約2倍に成長し、今期はその4倍になる100億円になることが予想されます。

「パブリッシャー事業成功の秘訣」について日野社長は、『レイトン教授』シリーズは女性をターゲットにしたプロモーション、有名な俳優を起用するなどの他、携帯ゲーム機なのに映画なみの映像クオリティで制作したことと説明。

『イナズマイレブン』の例『レイトン教授』の例『ダンボール戦記』も同じ流れに


今後はパブリッシャー事業を拡大していき、10周年記念タイトルとして現在開発中の『二ノ国』『ダンボール戦記』が控えています。いずれもクロスメディア展開が予定されています。

企業内容やこれまで発売してきたタイトル、新オフィスを紹介しました。新オフィスのデザインはオシャレ。今まではある意味遊び心ある子供っぽい印象でしたが、今度は年齢の上がった大人っぽいデザインになりました。

2010年1月には東京オフィスもオープン。こちらはモバイル事業や海外事業を中心に行っていきます。また今後アメリカに新会社の設立が計画されています。



日野社長は「レベルファイブは設立以来、高い実績を残してきました。会社の中で一番大事なものは、自分が一番やりたいと思っている事が会社の中にあるかどうか。僕もゲームが大好きだからゲーム業界に勤め初めてレベルファイブと言う会社を設立しました。レベルファイブは楽しいこと、もしかしたら辛いことがあるかもしれません。やりがいのある仕事が会社の中で出来ると思います」と、学生達にコメントしました。



通常の会社説明ならここで終了ですが、前回好評だった舞台劇「ゲーム・クリエイター物語」が今回も上映されました。ゲームクリエイターの日々を再現した内容になっており、お笑い芸人の「アメリカザリガニ」に加え、スペシャルゲストとして原口あきまささんが登場しました。



笑いあり、涙ありのお芝居は、会社説明会ということを忘れてしまう程のクオリティの高い内容でした。今回はなんと生演奏付きでした。

最後に質疑応答。

Q.御社を受験する際にこれをやっておけばいいという事があれば教えてください。
A.勉強よりも趣味を多く持ち、遊んで知識を蓄えるほうがいいかもしれません。チーム製作の経験はあると良いと思います。

Q.レベルファイブの作品はニンテンドーDSソフトが多いと思うのですが、以前のようにプレイステーションなどの(据置型の)新作ソフトの予定はないのでしょうか。
A.Wiiの新作を製作しています(未発表)。いま僕らがニンテンドーDSで作っているのは、DSが新規タイトルを打ち出すのに向いているから。プレイステーション3やWiiの開発はやめておらず今もずっと開発しています。ですが自社ブランドで作品を作るうえではしっかりとした勝算が必要です。まもなくその新タイトルが発表する事になると思います。

Q.レベルファイブが世界一を目指すというのは、具体的にどういう事でしょうか。
A.(レベルファイブが)世界一の売上を目指すことは思っていません。買いたいと思和セルブランドとしての世界一、制作会社としての世界一、まずは目指そうと思っています。

■最後に日野社長からメッセージ
「レベルファイブは大企業ではありません。レベルファイブと言う会社の中には大きな可能性があると思っています。僕はいちゲーム会社としてではなく、エンターテイメント業界に君臨して影響力のある会社にレベルファイブを育てて生きたいと思います。『レイトン教授』や『イナズマイレブン』、『二ノ国』『ダンボール戦記』を作り続けていますが、全てのタイトルをテレビアニメや漫画、映画など多方面のメディアに展開していきます。つまりレベルファイブの作品が原作としてエンターテイメント業界に幅広く広めていく事が今のレベルファイブの大きな目標です。エンターテイメントの大きなブランドになれるよう、スタッフ一同手を尽くしているところです。今日はレベルファイブ会社説明会にお越しいただき、ありがとうございました」
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