グリーンピースは恒例のレポート「Guide to Greener Electronics」(環境に優しい電機メーカー・ランキング)の最新14版を発表しました。
エレクトロニクス系のメーカー各社が環境に対してどれだけ配慮しているかを四半期ごとに評価するもので、任天堂は再び最下位の評価となってしまいました。
評価対象となったのは18社で、順位は以下の通り。
■Guide to Greener Electronics(第14版:点数は10点満点)
・ノキア:7.3
・ソニー・エリクソン:6.9
・東芝:5.3
・フィリップス:5.3
・アップル:5.1
・LG:5.1
・ソニー:5.1
・モトローラ:5.1
・サムスン:5.1
・パナソニック:4.9
・HP:4.7
・エイサー:4.5
・シャープ:4.5
・デル:3.9
・富士通:3.5
・レノボ:2.5
・マイクロソフト:2.4
・任天堂:1.4
日本企業では東芝がトップ。
前回のレポートと比較するとLG、サムスン、デルの3社が点数を減じており、LGとサムスンはPVC(ポリ塩化ビニル)とBFRs(臭素系難燃剤)を2010年度までに撤廃する予定が果たせなかったためのペナルティとされています。
任天堂は11月のレポートに続き最下位で、点数は変わらず1.4点。
グリーンピースによれば、PVCをゲーム機内部の配線から除いた点は評価されるものの、フタル酸類アンチモン、ベリリウムなどの化学物質の廃止に関して期限を設定していない……とこれまでと同様の評価となっています。
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