『アーマード・コア サイレントライン ポータブル』は高い戦略性とアクション性、自由な機体カスタマイズが人気のメカアクションゲームです。PSPのアーマード・コアシリーズ第2弾になります。
今作では、アドホック通信での4人対戦に対応したほか、新パーツ・新機体を収録するなどPS2版から大きくパワーアップしています。さらにAIシステムの搭載やパーツ数の増加、セーブデータの引継ぎなど『アーマードコア3 ポータブル』からも新要素をプラスし、いつでもどこでも遊べる最新作となっています。
背景となるストーリーですが、人類が大規模災害により死の世界と化した地上を逃れ、「管理者」と呼ばれる管理AIに支配された地下世界へと移り住み、数世紀が経った時代が舞台となります。
ある一人の「レイヴン」の手によって、管理者が破壊され人類が再び地上に進出したこの時代――。地上は企業によって提唱された「Brigade Project(地上再生計画)」を進め、新しい世界の発見を急ぐとともに、地上の開発計画も活発化していました。そして数年後、地上の未踏査地区を調査中に、巨大なクレーターが発見されます。
巨大な軍事力を持つ企業でさえ、その領域を超えることはできず、いつしかそこは「サイレントライン」と呼ばれるようになります。その存在は資源の所有化、利権紛争などあらたな争いの火種を生み、かつてない激戦区に・・・。今作は地上世界、地下世界をまたに駆けたさまざまなミッションが登場します。
ランカーと呼ばれる強敵揃いのレイヴン達と激戦を繰り広げる「アリーナモード」も健在。30のランカーAC達と1対1で戦い抜き、ランキング1位を目指します。ランカーはミッション中にも登場するため、シナリオの進行具合によって戦えなくなる場合も。そのときは補充ランカーとしてあらたな敵が登場します。
そして『アーマード・コア サイレントライン ポータブル』より新しく追加されたのが、「AIシステム」。AI(人工知能)を持つ機体を育成し、AIアリーナで対戦、僚機として共闘、そしてアドホック通信を使用してプレイヤー同士で戦わせることができます。
AI機体の育成方法はシンプル。プレイヤー自らがで戦うことで、AIがその戦闘スタイルを学習していきます。最初はわかりづらいですが、数回プレイを繰り返すことで、少しずつ自分のプレイスタイルに近づいていくことが実感できるとのことです。
育成したAI機体を登録し、ランキングを付けたオリジナルの「AIアリーナ」を作り上げることができます。AIアリーナのデータはプレイヤー同士で交換が可能なので、他のプレイヤーが作成したAIアリーナで遊ぶことができます。プレイヤーの数だけ、強敵が生まれ、AIアリーナの戦いは果てしなく続きます。2対2で戦う「エクストラアリーナ」では、ともに戦う僚機をAI機体にすることもできます。
アドホック通信を使用してAI機体同士を戦わせることも可能。通常のマルチプレイと同様に最大4人まで戦うことができます。PSP本体が4台、ソフトが4台あれば、「プレイヤー(1)とプレイヤー(1)AI機体」チームVS「プレイヤー(2)とプレイヤー(2)AI機体」チームでの2vs2バトルも可能です。
さらに今作では、過去シリーズの人気パーツが復刻パーツとして追加収録されています。前作『アーマードコア3 ポータブル』で復刻追加された10パーツも収録されており、復刻パーツだけでも20パーツ追加されています。
『アーマード・コア サイレントライン ポータブル』は2009年11月19日発売予定で、価格は3,800円(税抜)です。
(C)1997-2009 FromSoftware, Inc. All rights reserved.
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