人生にゲームをプラスするメディア

『街へいこうよ どうぶつの森』が犯罪のターゲットに?―米国

米国の中部ミズーリ州インターネット犯罪特捜部は『街へいこうよ どうぶつの森』のようなゲームが児童を狙った犯罪のターゲットとなると警告します。

任天堂 Wii
米国の中部ミズーリ州インターネット犯罪特捜部は『街へいこうよ どうぶつの森』のようなゲームが児童を狙った犯罪のターゲットとなると警告します。

最近海外ではゲーム機のネットワーク機能を悪用した児童への犯罪が続いており、先日も11歳の少女にヌード写真を要求した男が捕まったばかり。特捜部は、一緒に遊んでいる相手は年齢を偽った大人かもしれないとして警告を発しています。

特捜部のAndy Anderson氏は、大人が『街へいこうよ どうぶつの森』のようなゲームをやっているなら、それは間違った目的のためかも知れないと警鐘を鳴らします。

親は子供に対して「知らない人と話してはいけない」と教えますが、『街へいこうよ どうぶつの森』のようなゲームはコミュニケーションを主眼に据えた内容であり、これをインターネット経由で遊ぶことは間違った目的を持った大人が子供にアクセスする機会となるので、両親はWiiで遊ぶ子供に注意しなければならない……とするのが特捜部の主張。

『街へいこうよ どうぶつの森』ばかりではなく、メッセージをやり取りするゲームの全てにこうした危険性があるとされています。

中部ミズーリ州インターネット犯罪特捜部は、コロンビア警察とブーン群の保安官事務所及び検事事務所といった複数の法執行機関の共同で設立され、インターネット犯罪への対策を行います。

任天堂は安全対策として「ともだちコード」を導入していますが、友達の輪を広げるためにインターネット上でこれを公開するような動きもあり、ゲームを遊ぶ子供と親の両方に危機意識が求められることとなりそうです。
《水口真》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

任天堂 アクセスランキング

  1. 『あつまれ どうぶつの森』ホラーで有名な「アイカ村」が再び夢で登場……! 恐怖の島を体験せよ

    『あつまれ どうぶつの森』ホラーで有名な「アイカ村」が再び夢で登場……! 恐怖の島を体験せよ

  2. 『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け

    『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け

  3. 『ポケモン ソード・シールド』ポケモン図鑑完成を目指すときのコツ!400種類コンプを目指そう

    『ポケモン ソード・シールド』ポケモン図鑑完成を目指すときのコツ!400種類コンプを目指そう

  4. 【特集】『星のカービィ』一番強いのはどれだ!?最強コピー能力10選

  5. 『スーパーマリオブラザーズ』の印象的な場面12選!無限1UPはもちろん、マイナス1面も懐かしい【スーパーマリオ35周年特集】

  6. 【ネタバレは最小限】『UNDERTALE』を最大限楽しむヒント集 ─ これを読めば良作が超名作になる!

  7. 『スプラトゥーン3』怪しさ満点のバイト「サーモンラン」を斡旋する「クマサン商会」―その正体と運営者を考察してみる

  8. 「Nintendo Switch Online」加入者は早めの「追加パック」乗り換えがお得!残り期間に応じて割引されるの知ってる?

  9. 『モンハンライズ』これでカムラの里マスター!?勲章「歩き疲れない下駄」入手への道&カムラの里人物名鑑

  10. 『モンハンライズ』ナルガクルガはやっぱり猫だった…開発秘話で“モンスターたちのモチーフ妖怪”が紹介!

アクセスランキングをもっと見る