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【TGS2008】THQが放つ超大作PS3/Xbox360『セインツ・ロウ2』に迫る

THQジャパンは新作『セインツ・ロウ2』の詳細を発表しました。アメリカの架空都市スティルウォーターを舞台に、ストリートギャングとなって様々なミッションをこなし、全都市を支配下に納めることが目的のクライムアクションです。PS3とXbox360のマルチタイトルで、2008年12月4日の発売が予定されています。

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THQジャパンは新作『セインツ・ロウ2』の詳細を発表しました。アメリカの架空都市スティルウォーターを舞台に、ストリートギャングとなって様々なミッションをこなし、全都市を支配下に納めることが目的のクライムアクションです。PS3とXbox360のマルチタイトルで、2008年12月4日の発売が予定されています。

ゲームの開発は前作と同じく、THQ傘下のボリション社(米イリノイ州)で、東京ゲームショウにあわせてアソシエイト・プロデューサーのジェームス・トービット氏が来日。デモプレイを通して、本作の魅力をたっぷりと語ってくれました。

ジェームス・トービット氏


本作は本年3月に発売された『セインツ・ロウ』の続編で、裏社会を舞台にしたオープンフィールド型の3Dアクションです。前作ではストリートギャング「サード・ストリート・セインツ」の一員として裏街道を上り詰め、ついには街を支配下においた主人公でしたが、ラストで仲間の裏切りに合い、豪華客船の爆破事故に巻き込まれて、生死不明となっていました。本作ではこの主人公が奇跡的に生きていたという設定で、刑務所の病院からスタートすることになります。

本シリーズの魅力の一つは、多彩な主人公のカスタマイズ機能です。本作でもまずは主人公の外見を設定するところから始まります。新たに女性も選択可能になり、人種・髪型・表情・体型などが細かく設定できます。キャラクターの声や決まり文句、ゼスチャーなども設定でき、ゲームの展開にあわせて服装も自由に変えられます(日本語版のボイスは字幕で対応)。男女ともに下着姿からスタートするこだわりようです。主人公の設定が終わったら、さっそく刑務所を脱獄。ちなみに前作同様、今作も「Z指定」となっており、ブラックなユーモアと暴力が満載の、アダルトテイスト満載の内容となっています。



ところが街は主人公が意識を失っていた数年間で、大きく様相が変わっていました。巨大企業アルター社が進出し、街の再開発を牛耳ろうとしています。裏社会では3つのギャングが台頭する一方で、かつて主人公が束ねていたサード・ストリート・セインツは壊滅寸前となっていました。セインツの中心メンバーに復帰した主人公は、さまざまなミッションをこなしながら、再び他のギャングと抗争を繰り広げつつ、街の支配を目指していくことになります。

ギャング団は東京から来たショーゴ・アクジが率いる「ローニン」、南米系で黒魔術を信仰する「サンズ オブ サムディ」、地元のならず者が集まった「ブラザーフット」と、いずれも個性的な面々。アパレル会社としてスタートし、急成長を続けるアルター社も、きな臭い噂がつきまとっています。余談ですが、このアルター社は同スタジオが開発、2001年にTHQからPS2向けに発売されたFPS『レッドファンクション』(日本未発売)の敵企業としても登場しており、両者の隠れた関連性が感じられます(最新作『レッドファクション:ゲリラ』は2009年に発売予定)。



閑話休題。ストーリーを進めるためには、「リスペクトト」を貯めなければならず、そのためにはアクティビティと呼ばれるミッションや、サブミッションを達成していく必要があります。プレイヤーがどのギャング団と協力したり、敵対するかは自由自在。ストーリーには直接関係のないアクティビティも満載で、自分のやりたいように生き、したいことを実現するのが本作の基本スタイルというわけです。ゲーム中にはLスティックで自由にアクションを選択でき、さまざまな攻撃などが簡単に繰り出せます。

本作では前作の要素に加えて、さまざまな追加要素が加わりました。都市のサイズが拡大しただけでなく、一部地域ではマップが地下にも広がり、さらに立体的なゲーム展開が楽しめます。武器ではスタンガン、追尾式ロケットランチャーなどに加えて、公衆電話やストップサイン、道ばたの空き缶などまで、ステージ上のほぼ全てのアイテムを武器にできます。路上の車をゲットできるだけでなく、ヘリコプターやモーターボート、カートなども追加され、ヘリからの地上掃射も可能になりました。またカスタマイズは主人公キャラにとどまらず、車やアジト自体も好きなようにデザインできます。AIキャラクターの手下を連れて歩くことも可能で、ゲーム開始直後は1名のみですが、ストーリー展開によって最大3名まで連れられます。

マルチプレイモードでは、CO-OP(協力)モードと対戦モードの2種類が用意されており、CO-OPモードでは2人まで、対戦モードでは最大12人まで同時プレーが楽しめます。CO-OPモードでは、ストーリーモードの全アクティビティを協力プレーできるので、1人ではクリアできない時でも、2人で挑戦してみるといいでしょう。ヘリで敵対するギャング団の自動車を地上掃射するミッションなどでは、パイロットと銃種に別れて協力プレーするなど、ユニークなアクティビティも存在します。

現在はアシスタントプロデューサーとして、アセット管理や品質管理、さらにはマーケティング活動など、さまざまな活動をしているトービット氏。しかし、もともとはテスター(デバッカー)出身ということで、ゲームの品質管理には一家言あるようです。ストーリーラインをプレイするには40時間程度が必要とのことで、「街にはいろいろな仕掛けが存在するので、さまざまな箇所を訪れて、探索してみてください。その上で好きなようにゲームを楽しんでください。」とコメントしてくれました。
《小野憲史》
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