人生にゲームをプラスするメディア

【オンラインゲーム一週間】キャラクター立国・日本

ついに夏休みに突入した今週は、日本の作品を原作としたゲームのニュースが見られました。

PCゲーム オンラインゲーム
ついに夏休みに突入した今週は、日本の作品を原作としたゲームのニュースが見られました。

韓国Goorm Interactiveは、オンラインゲーム『ケロロ・パンパン』のクローズドβテスト(正式サービス開始前に、人数を限定して行うテストプレイ)を開始すると発表しました。『ケロロ・パンパン』は日本の人気マンガ「ケロロ軍曹」を原作とした3本目のオンラインゲームで、三人称視点のアクションシューティングとなっています。

韓国CJインターネットとバンダイコリアは、オンラインゲーム『SDガンダム カプセルファイター』において、最新アップデートで「ジャスティスガンダム」を実装すると発表しました。『SDガンダム カプセルファイター』は二頭身のモビルスーツ(ロボット)が作品の枠を越えて戦うというゲームで、これまでにも各作品の主役機やライバル機をアップデートの中核に据えて好評を博しています。

最近多いのは、日本産のマンガやアニメが日本を飛び越えて韓国でオンラインゲーム化されるというケース。先に挙げた『ケロロ・パンパン』『ケロロファイター』『ケロロレーシング』『SDガンダム カプセルファイター』に加え、少し前にニュースとなった『ドラゴンボールオンライン』『ぼのぼのオンライン』『デジモンマスターズオンライン』など枚挙に暇がありません。この数の多さは日本のキャラクターコンテンツの優秀さと強さを現しているといえるでしょう。

それにしても「ケロロ軍曹」の版権を取得した途端にオンラインゲームを3作連続で作る韓国Goorm Interactiveの手腕は特異といえるでしょう。3作もゲームを同時に出せばお互いに食い合ってしまいそうなのが日本の常識ですが、同社の発表によるといずれも好調な人出を記録しているとのことで、夏休みを迎えてさらにヒートアップするのではないでしょうか。考え方を変えてみれば、これも「ケロロ軍曹」のキャラクターコンテンツとしての強さを証明しているのではないでしょうか。キャラクターコンテンツはゲームだけでなく、書籍や文具やアクセサリーなど様々な形に姿を変えることができます。例えれば水のようなもので、ニーズのある場所にするりと入って人の心を潤すことができます。水こそは全ての基。エンターテイメントにおいて強いキャラクターを輩出しているというのは、これは結構大きな利点なのではないでしょうか。既に日本はキャラクター立国を名乗っても良いのかも知れません。
《水口真》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

PCゲーム アクセスランキング

  1. 【特集】『Steamの名作ホラー』総まとめ―背筋が凍るおすすめ作品を網羅

    【特集】『Steamの名作ホラー』総まとめ―背筋が凍るおすすめ作品を網羅

  2. 新エンディングが追加された『青鬼 2016』、AndAppにて配信…ハッカドールとのコラボも

    新エンディングが追加された『青鬼 2016』、AndAppにて配信…ハッカドールとのコラボも

  3. 『Apex』競技シーンで話題の「456」が「Riddle」に加入!ファンを虜にする“驚異”の魅力とは

    『Apex』競技シーンで話題の「456」が「Riddle」に加入!ファンを虜にする“驚異”の魅力とは

  4. 『hololive ERROR(ホロライブ エラー)』青上町に新たなる怪異……幽霊電車の行き先は異世界!? Steamのリリースに合わせて新シナリオほか新要素を追加【アップデート情報/プレゼントあり】

  5. 『PaperMan』“撃て撃て!ペーパーマンFLASH”配信開始

  6. 『ケロケロキング』 海外でオンラインゲームとして復活『ケロキングオンライン』

  7. まるでアーマード・コア!? スピード感溢れるロボットACTの体験版が配信中

  8. ディズニーの世界に自分だけの部屋を持とう!〜公式ゲームサイトで「マイルーム」サービス開始

  9. デカすぎるフリーゲーム『出過杉くん』が話題沸騰!ぶっとんだ内容に「面白すぎてお腹痛い」

  10. 『Apex』最強のレティクルカラーは一体どれ?有名プレイヤーの“推し配色”でエイム力アップ!

アクセスランキングをもっと見る