餅A選手はWCGをきっかけに広い視野と行動範囲を得ました。彼がゲームを通じて得た経験は、誰もが同じように体験できるものではないかもしれません。しかし、彼が得たチャンスは、ゲームの技術というよりも、海外と積極的に交流しようとする気持ちによるものが大きいと思いました。ゲーム大会に出る。Xbox Live! で海外のゲーム友達を増やすなど、さまざまな方法で国際交流ができる。これもゲームの良さの1つです。
餅A選手のようにキチンと社会人をやっていて、それでいてゲームが強い。そういう人生もかっこいいですね。社会人が余暇を使ってゲームでがんばる。それは新しいゲーマーのあり方かもしれません。社会人でプロゲーマーという人生も有意義だと思います。音楽家の小椋佳氏は誰もが知っている作品を多く残しつつ、銀行マンとしても支店長を勤めるなど実績を認められた人でした。作家では今年亡くなった藤原伊織さんが、電通勤務時代に直木賞や江戸川乱歩賞を受賞していらっしゃいます。会社に勤めながらゲームを極めていく。日本型プロゲーマーの典型として、餅Aさんのような“アフターファイブ・ファイター”という生き方には新しい可能性があると思います。
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