任天堂がコードネーム「レボリューション」と呼ばれていた最新マシンの正式名称と「Wii」と明らかにしたのは2006年4月末のこと。公式サイトにロゴのみが掲載されました。ゲーム機らしくない名前、うぃーというコトバの響き、スタン・ハンセンか! と大騒動が起こりました。ある意味では最初の掴みは完璧でした。ネガティブな意見もありましたが任天堂幹部は心配してなかったようです。
「この名前をみんながからかうだろうということは分かっていました。太陽たどり着くまでには小さな嵐くらいあるものです」任天堂オブアメリカでマーケティングを担当するペラン・カプラン氏は話しました。
次第に名前への話題も落ち着いた頃に開催された2006年5月中旬の展示会E3で初めてお披露目されたWiiは、『Wii Sports』を初めとするモーションを使った画期的なゲームでこれまた話題をさらうことになります。名前で話題を作って、落ち着いた頃に本丸を見せる、この流れは当初から想定にあったようです。
「Wii」という名前はゲーム機史上で最も短い名前で、何らかの意味を持たない名前も過去初のことです。Wiiは「私達」を表すWeを連想させる言葉であり、2つのiは、2人でゲームをプレイする様子や、2つのWiiリモコンを示します。また、Wiiは世界中のほとんど全ての言語で同じ発音で表されます。この名前は世界的に知られるブランディングコサルティング企業インターブランドと任天堂が考案したそうです。
発表当初、誰もが変な名前だと思ったWii。発表から1年半が経ちましたが、これが別の名前だったらと想像できる人はそう多くはないはずです。
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