人生にゲームをプラスするメディア

「SUN」が選ぶ"期待外れだったゲーム5"―マリオサンシャインも

カナダのタブロイド紙「トロント・サン」は"期待外れだったゲーム5"を発表しています。豪華な製品発表、大作の続編、有名キャラクター・・・膨れ上がる発売前の期待を裏切ってしまうゲームは数え切れません。期待されるのは辛いことでもあります。そんな悲しい結末を迎えてしまったゲームたちです。

ゲームビジネス その他
カナダのタブロイド紙「トロント・サン」は"期待外れだったゲーム5"を発表しています。豪華な製品発表、大作の続編、有名キャラクター・・・膨れ上がる発売前の期待を裏切ってしまうゲームは数え切れません。期待されるのは辛いことでもあります。そんな悲しい結末を迎えてしまったゲームたちです。

エンター・ザ・マトリックス(2003年/GC・PS2・Xbox・PC)

「Wachowskiがゲームの為に新しいシナリオを書き、それを体験できる、そんなゲームが失敗することがあろうか? ゲームは当然のようにマトリックス・リローデットと共に発売されました。だがゲームは馬鹿らしく、バグだらけで、退屈で、どうしようもなかった。でもあのサングラスと同じくらい売れてしまった」

スーパーマリオサンシャイン(2002年/GC)

「マリオは沢山の関連作品がリリースされますが、本編は何よりも大事で常に強い期待を集める。そして人々は『スーパーマリオサンシャイン』が新たな古典になることを期待した。しかし最終製品は"…OK"というものでしかなかった。ある者は傍流的であり過ぎると感じ、ある者は難し過ぎたと言った。とにかく、マリオと言えども常に完璧であるわけではないのだ」

メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ(2001年/PS2)

『メタルギアソリッド2』の失敗は単に一つの名前に帰すことができる:雷電。誰も彼としてプレイしたがりはしなかった。奇妙なストーリーに、使いづらいダイアログ、退屈なムービーは無駄に期待を煽っただけだった。

Halo 2(2004年/Xbox)

プロのゲーム評論家が最も後悔するのは2004年にこのゲームに5つ星を与えてしまったことだ。しかし評論家も人間であり、時には誇大広告に騙されるのも仕方はない。『Halo 2』が駄作だったわけではない。確かにマルチプレイヤーは素晴らしいものだった。しかしシングルプレイヤーはプレイする者を圧倒することはなかった。バンジーは前作の罪滅ぼしに最高の新作を作ったと言う、しかしそれが本当かどうかはまだ分からない。

大刀(2000年/PC)

伝説のゲーム開発者、ジョン・ロメオはこのゲームの主人公のように、ゲームを開発していた頃に戻りたいでしょう。そして彼は誇大広告の嵐をやめさせるでしょう。時代を超えるFPSに賭けられた多くの予算と数限りない賞賛の嵐がありました。多くの期待はずれのゲームと同じく『大刀』は駄作ではありませんでした。しかし期待と現実がグランドキャニオンほどあれば不幸が訪れます。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 迫力のドット絵でサイバーパンクを表現した『The Last Night』がクール!家庭用版も開発中

    迫力のドット絵でサイバーパンクを表現した『The Last Night』がクール!家庭用版も開発中

  2. 令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

    令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

  3. ゼロ遅延技術「SonicSYNC」は従来スマホ音ゲーの

    ゼロ遅延技術「SonicSYNC」は従来スマホ音ゲーの"間違い"を正せるか―『ディズニー ミュージックパレード』メディア向け発表会をレポート

  4. 「ゲーム機は次の世代で最後になる」-次に来るのは果たして?

  5. 『Fez』開発者Phil Fish氏がYouTuberのゲーム実況を批判「コンテンツを盗んでいる、利益を分配すべき」

  6. 「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回

  7. ニンテンドー3DSで誕生したバイオ最新作、『バイオハザード リベレーションズ』をいち早く体験した

  8. 自分のファンを大事にしたゲーム開発で劇的な広告収益を実現・・・『俺の農園と弁当屋』のAlchemister

アクセスランキングをもっと見る