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「パイレーツ・オブ・カリビアン」ジェフリー・ラッシュ氏へのインタビュー(全文)

ゲーム版も一週間後の6月7日に発売される映画「パイレーツ・オブ・カリビアン / ワールド・エンド」ですが、INSIDEではアジア・プレミアの翌日、キャプテン・バルボッサ役を演じる、ジェフリー・ラッシュ氏へのインタビューを行う事ができました。既に速報としてお伝えしていますが、今回は全文を紹介します。

任天堂 Wii
ゲーム版も一週間後の6月7日に発売される映画「パイレーツ・オブ・カリビアン / ワールド・エンド」ですが、INSIDEではアジア・プレミアの翌日、キャプテン・バルボッサ役を演じる、ジェフリー・ラッシュ氏へのインタビューを行う事ができました。既に速報としてお伝えしていますが、今回は全文を紹介します。

―――映画で演じるのとゲームで演じるのはどう違ったのでしょうか?

私たちはゲーム版を作る時に契約で、ゲームになった自分たちをチェックして、それがオッケーか、それともノーであるかということを言える権利を貰います。ゲームの素材が沢山送られてくるのですが、最初に見た時は「この人たちは映画を見たのか?」と疑問に思うようなものが送られてきて、そういう時はノーと言いました。でも今のゲームは技術が進んでいて、自分たちそっくりに似たものを簡単に作れるので、信憑性がある物を表現できるようになったと思います。ただ、例えば自分の来ている衣装の長さが違うとか、剣が逆に刺してあるとか、バンダナや、特徴的なヒゲもちゃんとやらないとバルボッサに見えないよ、といったような細かい調整をします。

―――最近は人の動きをモーションキャプチャーで使うということがありますが、今回はどうでしたか?

映画の撮影ではモーションキャプチャーは使ってません。最初の作品では自分の動きをスキャンするということで少しやりました。特に顔の動きを取るっていうことをしました。これは骸骨になるシーンがあったのでその為ですね。ゲームでもそういうことをして、より私の肉体的な動きを再現するというのは面白いと思います。残念ながら実際の私はゲームの中ほど俊敏に動けませんが(笑)。

―――Wiiはゲームでなりきれるゲーム機です。こんな風にプレイしたらよりバルボッサになれるというのがあれば教えてください

ダーティに(会場笑)。今回私の剣術の指導をしてくれたボブ・アンダーソンという高齢の人がいるんですが、彼はオリンピックのフェンシングコーチや、スターウォーズのダースベイダーを手がけた人です。その方の指導で、バルボッサは戦場の中で年長で、最強でなくてはいけない、ということを言われたんですね。彼は海軍士官学校のような場所で学んだのではなく、ストリートファイトで強くなった人なので、戦ってる最中に敵に砂をかけたり、箱を押したり、彼らの迫力で相手に精神的に攻撃することができる、そういう人なんだ、と言われました。

―――ご自身はゲームをプレイされることはないのでしょうか?

今の段階ではしてません。ちょっとWiiやXbox360というものについていけてません。私の指は息子ほど開発されていないので(笑)。あれほど早く動かせません。私はいいとこパックマン止まりですね(笑)。でも息子がゲームをやってるのを見るのは好きです。今の技術で達成できる美しさがゲームでは利用されていて、先ほどのゲームも見ると360度表現されていますし、水の表現も凄いなと思います。この一つの世代でこれだけの変化をしたというのは素晴らしいことだと思いますね。

―――ゲームを遊ぶ小さな子どもたちにメッセージをください?

実際にこのゲームがどこまで描かれるのか、三部作がどこまで織り込まれてるか知らないのですが、自分はいつも12歳の息子に厳しい目でどんなゲームを、何歳にレーティングされているゲームをしているのか見ています。彼は「乱暴なゲームだけでなく、楽しくて、ちょっと凶暴な所もあるんだ」と言います。私も古いマンガが好きで、それもバタバタがあったりしますし、チェスを穏やかに遊んでいても実は頭の中で考えていることはとても凶暴なことだったりするのでね。ただゲームで遊んでいるのと実生活の違い、実際に剣で刺されると痛いですから。そこは気をつけて欲しいですね。

最後にジェフリー・ラッシュ氏は素晴らしいコメントくれました(笑)。

「私と家族は昨日明治神宮に行ってきました。周囲を見渡すと葉っぱや木が自分たちの住むオーストラリアとは違うんですね。そこで息子があれは「ユウ」の木だよ言うんです。私が関心して、「どうして知ってるの?」と言うとオンラインゲームで習ったんだと言うんですね。他にも聞くとオンラインゲームで習った、「ゲームってとても教育的でしょ?」って言うんです。息子はそういうゲームを遊ぶ事で歴史や文化、それに武器について(笑) 学んでいて、彼にとって新しい形の百科事典になっているのではないかと思うんですね。異文化や違う時代について学ぶ、素晴らしい物になっていると思います」


(5月24日新宿パークハイアットにて)



(C)2007 Disney Enterprises, Inc.
《土本学》

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