35時間ほどやってみて感じたのは、キャッチコピーの「1000回では遊び尽くせない奥深さ!」に違わぬ素晴らしい出来になっているということです。言うなれば「完全版 風来のシレン」といった感じで、SFC版で調整しきれていなかったような敵のバランスやテクニックの存在が見直され、良いところはそのままに新たなアイテムや敵を多数追加してまとめ上げています。
まずプレイしてすぐ気がつくのはグラフィックがSFC版そのままであるということです。もともとかなり気合の入ったドット絵で構成されていたのでこれを流用してくれたのはファンとしては嬉しい点です。さらに新アイテムや新モンスターなどの新しいドット絵が多数増えているにも関わらず違和感なく溶け込んでいるのには驚かされます。
音楽もオリジナルにかなり忠実で、SFC版をプレイしている感覚がよみがえります。新曲もいくつか収録されているようで、気がつくと聞いたことがない曲が流れているといったこともしばしばあります。そして操作方法もまたSFC版を踏襲した上に細かい機能追加を行っているといった感じで好感が持てますね。
今回のシレンはSFC版で存在した4つのダンジョンに、さらに4つの新ダンジョンが加わっています。初プレイ時には新ダンジョンの1つである「宿場への道」から始まり、ルールの基本を教えられます。そして2つ目のダンジョンである「こばみ谷」をクリアしてイベントを進めることで残りの6つのダンジョンが出現します。
大きな見方をすれば「こばみ谷」はチュートリアルの延長みたいな物ですが、不思議のダンジョン経験者でなければかなりクリアには骨が折れるかと思われます。まずSFC版と違って前半のフィールドは前のフロアにもどったりする事が可能なので(ただし前のフロアにアイテムは落ちてませんが)、食料の続く限り経験値を稼いだり、欲しいアイテムが店に入荷するまで街に入りなおしたりする事ができます。また街に入ると、所持アイテムがすべて識別される(SFC版では正体不明のアイテムは実際に使ってみて識別する必要があった)ため、前半の難易度はかなり下がっています。しかしレアアイテムのレア度がかなり増しているため特殊効果のついた武器や防具はなかなか手に入らず、後半の「いつ死んでもおかしくない」といった熾烈な難易度とあわせてバランスを取っているように感じました。
不思議のダンジョン特有の「死んだらすべて無くなる」という緊張感や、プレイヤー自身が知識を習得していくことで初めて攻略が可能になる感覚は今回も健在で、シリーズのファンならSFC版経験者かどうかを問わず確実にハマるでしょう。新ダンジョンもかなり強烈な難易度で用意されていますから、キャッチコピーの「1000回では遊び尽くせない」というのは伊達ではありません。筆者のプレイ記録をみたら既に挑戦回数は100回を超えていましたし、いまだにSFC版を引っ張りだしてプレイしていた事を考えると、今回のシレンもまた何年もプレイし続ける事になると思います。
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