ソニックの新しさは触って数秒で理解できるものです。プレイヤーはWiiリモコンをファミコンのように両手で横に倒して持ちます。ソニックを前に走らせるには、Wiiリモコンを前に倒すだけです。「アドベンチャー」のように自由に動き回るというよりはむしろ、決められたパスを進むという形で、プレイヤーは速度やその途中にいる敵をどう倒すか、といった事に集中します。これはソニックのスピード感溢れるプレイをより楽しむ事ができるようになります。
アクションは至ってシンプルです。2つのボタンはジャンプと、2つのアクションを繰り出すのに使われます。1つは走っているスピードのまま敵に向かってアタックする、もう1つはブレーキをかけながらスピードを犠牲にしつつも、より高いジャンプを出す、この2つです。空中では、ソニックは自動的に一番近くの敵をロックして、Wiiリモコンをそっちの方向に倒すことで敵にアタックすることができます。
その他のゲームプレイ要素としてはコンボアタック、これは敵を次々に連続に攻撃するもの、それからステージ上のファイアアイコンを集めることで使えるブーストくらいしかありません。ソニックの動きは素晴らしく、シリーズの原点に帰るような楽しさが実現されているとのこと。
改善されたのはゲームプレイだけではありません。『ソニック ワイルド ファイア』で特徴的なのは、改善された「プレイの見せ方」です。開発者から見ると、ソニックが決められたパスを走るのでカメラはかなり自由に動かせます。そこで、カメラの切り替えを連続的に入れたり、視点を上下するなど、映画的な見せ方をすることでかっこよくプレイできるようになっているそうです。グラフィック自体やエフェクトについても素晴らしく書き込まれており、"最も「次世代」的なWiiタイトル"とIGNは書いています。
あまりプレイする時間はなかったそうですが、この作品は他の3Dソニックシリーズとは比較にならない出来になっているようです。期待がかかります。
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