人生にゲームをプラスするメディア

【インプレッション】スーパーロボット対戦J(GBA)

夏場に急遽発表され9月15日に発売になった『スーパーロボット大戦J』ですが、今回も基本的には今までのスタイルを踏襲した内容となっています。往年のシリーズのファンには安心して遊べる内容になっているのではないでしょうか。

任天堂 GBA
夏場に急遽発表され9月15日に発売になった『スーパーロボット大戦J』ですが、今回も基本的には今までのスタイルを踏襲した内容となっています。往年のシリーズのファンには安心して遊べる内容になっているのではないでしょうか。

大きな革新が見込めないこのシリーズにおいては登場する作品に大きな興味が行くものですが、シリーズ初登場としてはフルメタル・パニック!、宇宙の騎士テッカマンブレード、死闘暗黒大将軍編のマジンカイザーになっています。携帯機初登場作品としてはゼオライマー、ガンダムSEEDがエントリーしており、だいぶ昔のスパロボと比べると変わった内容になっているのではないでしょうか。

システムとしては詰め将棋のように遊べ、パーツや資金の足しに出来るモードのツメスパロボも充実しており、攻略の鍵になってくるといえます。また、お気に入り作品をプレイヤーが自由に3つ選ぶことが出来て、お気に入り作品の登場ユニットで止めを刺すと資金や経験値に加算があるというシステムも健在です。携帯機向けでここまでこの手のモードが充実したのは初めてではないでしょうか?携帯ゲーム機用スパロボの集大成といえる本作であるといえます。

さて、肝心の難易度ですが、いわゆる「雑魚を吹っ飛ばして爽快感&気力を上げて、精神コマンドでボスをやっつける」これが昔いわれたスパロボでしたが、割とFCやSFCのころのそんなテイストが現れているのではないでしょうか?ただし、敵がバリアに近いものを持っていて、ダメージを軽減する方法が多彩であったり、ドモンの回避率が低く、よけながら大ダメージを与えられなかったり、マジンカイザーが空を飛べなくなっていたりなどの修正が結構加えられ、その辺ではバランスが取られているといえます。

また、Gガンダム系の回避率が低くなったことは上に書きましたが、その上でガンダム系作品がSEEDしか出ないために、リアル系の数的バランスが悪く、若干やりにくいところはあるかもしれません。しかし、GBAならではの楽しみが出来るスパロボとしてぜひ遊んでほしい本作です。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

任天堂 アクセスランキング

  1. 衝撃の事実!『ポケモン』モンスターボールの誕生に隠された“ある教授の研究”とは…

    衝撃の事実!『ポケモン』モンスターボールの誕生に隠された“ある教授の研究”とは…

  2. 『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け

    『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け

  3. 任天堂の“プリンセス”10選 ─ 実はディズニーにも負けてないほど多い!?

    任天堂の“プリンセス”10選 ─ 実はディズニーにも負けてないほど多い!?

  4. 『あつまれ どうぶつの森』ホラーで有名な「アイカ村」が再び夢で登場……! 恐怖の島を体験せよ

  5. スイッチ版『大乱闘スマッシュブラザーズ』に参戦したら嬉しいゲストキャラ10選

  6. 『あつまれ どうぶつの森』夏っぽさをアップさせる家具&服を厳選まとめ!これさえ押さえれば季節感がぐーんとアップ

  7. 『モンハンライズ:サンブレイク』マルチで使えば効果絶大!「弱いの来い!」の使い方【UPDATE】

  8. 『スマブラSP』ファイターをサポートする強力アイテム「アシストフィギュア」―初登場の新キャラたちをまとめてチェック!

  9. 『ポケモン ソード・シールド』ポケモン図鑑完成を目指すときのコツ!400種類コンプを目指そう

  10. 『スプラトゥーン3』で真っ先に慣れたいジャイロ操作のコツ―初心者はまず、思わず傾く体をこらえて!

アクセスランキングをもっと見る