約7年ぶりに携帯ゲーム機で発売になった『桃太郎電鉄Gゴールドデッキを作れ』ですが、シリーズ最新作の期待を裏切らないできになっています。
いつもの桃鉄に関していえば、相変わらずのノリを保ちながら最近の世相を反映した安心して遊べる内容になっています。ランダム要素のある駅が出来たり、よりいやらしい妨害が可能になる妨害系カード。物件なども新しいプロ野球チームなどが仙台にあったりといろんな部分でのトレンディー要素を含んでいます。おなじみ貧乏神は何かバリエーションが増えすぎなんじゃないかと思う悪乗りもありますが、シリーズを彩るキャラクターなのではないでしょうか?
さて、ソフトのタイトルにもあるようにカードに依存するモードがありますが、いつもの桃鉄を遊んでいるときにも常にカードのデッキを保存することが出来るようになっています。そして、そのカードデッキを持ち出していきなりある程度強い状態で始めるモードもあるので、これは中々通の人には楽しめるのではないでしょうか?このデッキですが、例えばいつもの桃鉄モードで作ろうとすると、人間一人に残りがコンピュータの敵キャラじゃ無いと出来ません。つまり、デッドヒートしている状況ですごいデッキを作るのは中々至難のわざと言うことになります。ただ、それだけに会心のデッキが作れれば、モードによっては非常に楽になることは間違いありません。
画面もある程度高性能なGBAということもあり不便を感じることなく遊ぶことが出来ます。
安定して遊べるゲームなので、ぜひともニンテンドーDSなどでも続編を発売してくれるのを期待しています。何年かに一度カードに特化したゲームが出ますが、この試みは結構面白かったように思います。次作ではまた別のテーマを選んでより楽しめる桃鉄ワールドを作り上げて言ってほしいと思います。
《土本学》
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