ゲームの基本的な内容は変わっていません。戦車や飛行機、潜水艦などの「ユニット」を作りながら相手の陣地を占領していきます。DS版の特徴として、ショーグンがもつ「ブレイク」という技があります。これを利用する事により、自軍の攻撃力をあげたり、所持金を増やしたりと戦況を変えることができます。さらに二画面を生かした地上戦と空中戦が同時に広げられるバトルもあり、戦略性を増しています。
今回の『ファミコンウォーズDS』には5つモードがあり、どれも遊び応えがあります。まずは一番メインと思われる「キャンペーン」は章仕立てでストーリーが進んでいきます。若干、過去のゲームの設定が生かされていますが、新規に遊ぶ方も問題なく入っていけると思います。以前、壊滅させたはずの「ブラックホール軍」が何故か、軍備を回復させ侵略をはじめた。その背景にあるのは?といったストーリーです。1章は30分〜1時間くらいで楽しめます。章の数もかなり多く、さらにDS独自の要素も楽しめるため、まずはこちらのモードに挑戦してみるとよいかもしれません。
次に「トライアル」こちらはマップを選び、CPUと対戦していきます。攻略のスピードや効率のよさによって採点されます。腕を磨いたり、普段使えそうな戦略や攻略方法を覚えるのに便利です。
「フリーバトル」も内容は似ていますが、こちらは設定を自由に決めることができます。ショーグン、天気、地形などを自由に選んでみましょう。「キャンペーン」で苦手なマップの練習や、友達との対戦にも使うことが可能です。
続いて様々な制限の中、次々とマップのクリアを目指す「サバイバル」。こちらは、ゲームにある程度なれたら挑戦してみると良いかもしれません。マップをクリアするのに、マネー、ターン、タイムのどれかに制限がかけられた状態で進めていきます。
最後に「コンバット」こちらは上記の4つのモードとは違い、アクション仕立てになっています。マップ上で自分にユニットを十字キーで動かし、ボタンを使って敵を攻撃していきます。マップ開始前に決まった額の所持金から操作するユニットを買います。ユニットによって移動速度、攻撃距離、攻撃速度などがかわっていくため、このユニット選びがとても重要です。ファミコンを初期から遊んでいる人は「バトルシティ」というゲームに似ている事に気づくかと思います。
さて、実際に遊んでみた感想ですが、ウォーシミュレーションというとわりと固いイメージがありますが、このゲームは気楽に楽しく遊ぶことができます。マップやユニットの種類もかなり豊富で、長持ちする一本かと思います。
いくつか残念なところもあります。まずはタッチペンを利用する意味がない事ですね。全て十時キーで操作を行った方が楽です。その代わり、インターフェースはとても良く出来ており、このへんはちゃんと練りこんであります。後は好みの問題ですが、ユニットが成長するという考え方がないため、お金をどうやって確保していくかが、攻略を考えるときの主要な考え方になります。ある程度、ごり押しできてしまう部分がありますが、これは仕方がない事なのかもしれません。
良いところ、悪いところありますが、長く楽しめるという意味ではオススメです。今までシミュレーションを敬遠していた人にも、「キャンペーン」の最初の方はチュートリアル状態ですので、覚えながら遊べるかと思います。また、今までにこのシリーズで遊んだことがある人にとっては、懐かしい面々が出てくるのも楽しみの一つかもしれません。
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