――任天堂がE3で次世代機について余り話さなかったのに驚きました
それには様々な理由があります。第一に私達の今年の焦点は今年発売する製品について話すことです。そして私達は3つのプラットフォームを、GBA、DS、GCそしてGBAファミリーの新しい家族としてGBAミクロを持っています。多くの製品があり、確かに全てのゲームはそれらのプラットフォームで発売されます。それらは明確に私達の今年の焦点であり、今年のE3の焦点です。
レボリューションに関しては、はい、何かを公表できたことが重要です。私達は幾つかの情報を、特にクールな概観について示す事が出来てとても興奮しています。私達は過去には無かったこの概観に興奮しています。私達は少しの情報を話しましたが、詳細を話してライバルとのスペック争いに加わる必要を感じませんでした。次のハードは全てとても高画質を持ち、ユーザーは先端技術を味わうことができるでしょう。しかし私達の立場から言えば大事なのは「ゲームは他に何が可能で、どんなことがユーザーにハードを買わすのか」ということです。私達は発売時期が近づけば、より詳細について話すつもりです。
――岩田氏はコントローラーがとてもユニークだと
はい。私達任天堂はコントローラーに多くの考えを注ぎます。恐らく振り返って見ればコントローラー上の革新は全て任天堂から来ていることが分かるでしょう。それが今年例外であってはなりません。しかしまだそれの詳細を示すには適当な時期ではありません。
――なぜ再びDVDディスクを採用するのか
ディスクは著作権保護の要素を盛り込んだ12cmの光学ディスクです。海賊版はこの業界での重大な問題です。私達がゲームキューブで行ったのとよく似ています。しかし、より大きなフォーマットが必要でした。同時に互換性を持たせることも必要でした。だからレボリューションは8cmのGCディスクと12cmのディスクの両方に対応しました。
――(GBAミクロ)同じGBAのゲームを遊ぶためにハードを沢山出しすぎだとは思いませんか
様々なデザインやカラーなどを備えたGBAミクロはゲーム機というよりもファッションに近いものかもしれません。それを非常にクールだと考える異なったゲーマーや面白いおもちゃを好む人を引き付けるのではないでしょう。
――しかし何故既にGBASPやDSを持っている人も買わなければならないのでしょうか
いえいえ。まだ持っていない人も沢山います。彼らはこれを選択するでしょう。
――任天堂は沢山のGBAを売りました・・・
ええ、でも2800万台しか売ってませんよ(笑)。私はまだ買ってない何百万人の人がいると思います。
――社内ではGBAの後継機を開発していますか
ええ。私達は常に将来や次のことに目を向けています。
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