人生にゲームをプラスするメディア

タイトーが海外タイトルを強化―DS『アスファルトアーバンGT』も

タイトーは2005年3月期決算の説明資料にて海外タイトルのローカライズを強化する方針を明らかにしました。これまでも『ファインディングニモ』などを発売していますが、スタッフを増員していくようです。海外ではユービーアイソフトが発売したニンテンドーDS向け『アスファルトアーバンGT』もタイトーから発売されることが決定しています。

ゲームビジネス その他
タイトーは2005年3月期決算の説明資料にて海外タイトルのローカライズを強化する方針を明らかにしました。これまでも『ファインディングニモ』などを発売していますが、スタッフを増員していくようです。海外ではユービーアイソフトが発売したニンテンドーDS向け『アスファルトアーバンGT』もタイトーから発売されることが決定しています。

タイトーが発表した5月10日に発表した2005年3月期決算は、売上高が845億6000万円、営業利益が29億7000万円、以上利益は28億7500万円、純利益が17億1800万円となりました。業務用ゲーム機の販売が好調でしたが、家庭用向けゲームや業務用施設での不振で利益半減となりました。

今後の家庭用向けゲーム開発では市場拡大が期待できるニンテンドーDSとPSPそして今後登場予定の次世代機に開発プラットフォームを絞ると同時に開発期間の短縮による開発コストとリスクの低減を図っていきます。開発人員も1/3を業務用ソフト開発及び携帯コンテンツ開発に向けます。

これまでも『ファインディングニモ』や『スパイダーマン』で行ってきたように海外作品のローカライズや、PC作品の移植などを強化して製品ラインナップの拡大も行います。これには専門のスタッフを10名置くそうです。海外市場の開拓も進め、欧州では直販体制を作り、米国ではライセンスの強化をするとのことです。

海外ではユービーアイソフトから発売されたニンテンドーDS向けの『アスファルトアーバンGT』もタイトーから発売されることが決定しています。ローカライズ強化の一環でしょうか。発売は6月30日です。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回

    「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回

  2. 閉店になった洋ゲー専門店「ゲームハリウッド」、海外ゲームソフトは「未来百貨」で販売継続

    閉店になった洋ゲー専門店「ゲームハリウッド」、海外ゲームソフトは「未来百貨」で販売継続

  3. 山内相談役、イチロー選手に任天堂株を贈呈

    山内相談役、イチロー選手に任天堂株を贈呈

  4. 桜井政博氏が「ムシキング」の携帯電子ゲームをデザイン

  5. 株式会社サクセスを名乗る架空請求にご注意

  6. 「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

アクセスランキングをもっと見る