画面構成は、基本的には上画面がフィールド画面。こちらは普通の2DのRPGと同じです。特に変わったことはなく、グラフィックやシステムのレベル自体もそれ程高いものではありません(何故か今時斜めに移動できなかったりします)。下画面は、半熟シリーズをやった事がある人なら、すぐイメージがつくと思いますが、客席が表示されています。半熟英雄の今までのシミュレーションのシリーズは、章ごとに話が分かれていて、イベントシーンや章の間で掛け合いでは、登場キャラクターは舞台の上でイベントが行われていました。それを今回のRPGでもあらわしたようです。かなり大胆な画面構成をするなと思いました。
では、この下画面の意味は?というとフィールド画面時は客席に座っている人たちが本編と全く関係ない会話をしているのです。吹き出しで会話が表示されるのですが、その内容はかなり幅広く、「一人の男の子を取り合う二人の女の子」「上司の寒いお笑いに付き合う部下」といった感じでくだらない内容ばかりです。しかし、これが面白くはじめた頃は本編そっちのけで読んでしまいます。
また、特徴として、ゲーム内でボスクラスの敵を倒すと、そのボスキャラがそれ以降、客席に座り野次を飛ばしたりしてきます。こういったお遊び要素にはとても半熟らしさを感じます。
ストーリー自体は割とオーソドックスで。いわゆる「世界を救う」といったタイプのおものです。しかし、随所にお笑いやパロディがあり、扉の前で鍵をつかうだけなのに選択肢に「寝る」「踊る」といったものがあります。村人との会話のときも、いろいろ選択肢が出てきて、そういったギャグを楽しめるか、楽しめないかでこのゲームの評価がかなり変わると思います。
さて、注目の戦闘ですが「スクラッチバトル」と「おさわりバトル」があります。半熟英雄の戦闘では、まず兵士同士が戦い、必要に応じて卵からエッグモンスターを召還して戦うという二種類の戦闘方法があります。
前者が「スクラッチバトル」でこれは、おはじきのように、兵士達をタッチパネルでスクラッチして相手の兵士達にぶつけるというものです。強く相手にぶつかれば、ぶつかるほど相手へのダメージが大きいという状態になります。これは、結構面白いのですが、いかんせん疲れます。ひたすら勢いよくスクラッチしないといけないので、屋外のプレイには激しく向いてません。従来のようにボタン連打というやりかたでも良かったのにとは思います。
後者はエッグモンスターを召還すると、エッグモンスターを中心に3×3のグリッドがあらわれます。全部で9箇所から、どこか一つを選択すると、その選んで場所により攻撃方法が変わるというものです。押す場所と技の種類は固定なため、一番強い攻撃の場所さえわかってしまえば、それを繰り返し利用できます。しかし、おさわりバトルの面白さはわざといろいろな場所を押して、その反応(セリフや動き)を見るのが醍醐味です。というか、そういう楽しみ方が出来る人にこのゲームは向いています。
また、同じように、敵もエッグモンスターを召還していた場合、3×3のグリッドから攻撃する場所を選びます。これも選ぶ場所により与えるダメージの量がかわってきます。なおエッグモンスターは50種類以上おり、それぞれ見た目も技も個性的なモンスターが多いです。見ているだけで楽しめますし、元ネタがあったりするものが多いので、それに気づく、ほくそ笑むのも良いでしょう(笑)
個人的には、客席の使い方をはじめ、数多くのギャグや、エッグモンスターのネタで楽しめました。しかし、従来のシミュレーションの部分が好きな人にはあまり向いていないかもしれません。RPGという部分だけで見ると、大作RPGというわけでもなく、プレイ時間も物凄い長いものではありません。
今までの半熟英雄が好きな人にとっては、評価はわかれる部分かもしれません。個人的にはクリアするまで遊びましたが、2周目を!というところまではいきませんでした。ネタをネタとして楽しめる。そういう人にとっては大変面白いゲームかと思います。
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