『ドンキーコング ジャングルビート』は『ドンキーコンガ』の為に作られたタル型コントローラー「タルコンガ」を利用したアクションゲームです。横スクロールで奥行きはありません。至ってシンプルな操作性とタルコンガを連打するような爽快なゲーム性があります。
操作はタルコンガを使うだけあって複雑になりようがありません。左のタルを叩くと左に、右のタルを叩くと右に進みます。ゆっくり叩くとゆっくり進み、早く叩くと走ります。ジャンプするには両方のタルを同時に叩きます。例えば浮かんでるバナナを取るには、ポンポンポンと叩いて軽く助走を付けて、タイミングよく両方を叩いてやるとよいです。もう1つ、タルコンガには手びょうしセンサーがあります。手拍子は場面によって様々な効果がありますが、基本的にはドンキーの周りに大音響を発生させて、敵を攻撃したり、空に浮いているバナナを落としたりする効果があります。このような操作はもちろんこれまでに体験したことがないでしょうが、意外にも(?)感覚的に操作できるので、1、2回チャレンジすれば上手くドンキーを操作できるようになります。
ドンキーの森の中で休んでいるドンキーを手拍子で起こす所からゲームは始まります。基本的に右へ右へと進んでいきます。途中、バナナが落ちていて、拾ったバナナはヒットポイントになります。ゲームを進めていくと様々な仕掛けに出会います。例えば、手拍子をすることによって変化が起こる箇所が幾つかあります。洞窟を進んでいくステージでは、ツタを使う仕掛けがあり、ツルからツルへとターザンのように飛び移っていくことで進みます。ステージのポイントポイントには中ボスなり障害物などがあり、タルコンガを叩くことで破壊できます。
体験版はジャングルと洞窟の2つのステージから構成されていて、これをクリアするとボス戦があります。ボスはもう一体のコングです。ボクシングのように、殴り合います。このとき左コンガで左パンチ、右コンガで右パンチを繰り出します。一発パンチが入れば連続でコンボを決めることができます。また、手拍子で敵のパンチを上手くかわして、そのスキにパンチを叩き込みます。ひたすら叩きまくって敵の体力が無くなれば勝ちで、体験版はそこで終了です。
E3でも多くの高評価を得ていたこのゲームですが、実際に遊んでみるとそれが理解できます。タルコンガを使ったアクションは新鮮味があり、それでいて単に奇をてらっている訳でもなく、「叩く」というアクション、「手拍子」というアクションを上手く生かしたステージ構成がされていて、任天堂らしい触れて楽しいアクションゲームになる大きな可能性を感じることができました。単に新鮮な感覚、叩いて気持ちいい、を超えた楽しさを提供するゲームに仕上げてくれるのではないかと期待したいと思います。
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